モーツァルトとレクター博士の医学講座

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062180214
  • NDC分類 490.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

健康診断は健康に悪い? 聴診に意味はあるのか? 医療ミステリーの名手が自らの臨床経験をもとに、医学を縦横無尽に論じ尽くす!

健康診断は健康に悪い? 聴診に意味はあるのか? 医療ミステリーの名手が自らの臨床経験をもとに、医学を縦横無尽に論じ尽くす!

【著者紹介】
大阪府生まれ、大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年に小説『廃用身』(幻冬舎文庫)でデビュー。ベストセラーとなった小説『破裂』(幻冬舎文庫)のほか、『糾弾』(朝日文庫)、『無痛』『神の手』(ともに幻冬舎文庫)、『第五番』(幻冬舎)など、医療をテーマにした小説を多数発表している。エッセイに『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』(ともに幻冬舎新書)がある。

内容説明

“目からウロコ”の連続講義。「脳ミソ喰われても痛くないって、ホント?」「健康診断をうけないほうが長生きできる?」「脳死患者は本当に動かないのか?」医療ミステリーの鬼才がこんな疑問に医学的にお答えします。

目次

第1講 実は医学はおもしろい―ウソがいっぱいの医学の不思議
第2講 呼吸器系―息をしすぎて苦しくなる肺の不思議
第3講 消化器系―何でもクソミソにする胃腸の不思議
第4講 循環器系―だれかが動かす心臓の不思議
第5講 神経系―魂は宿っていない脳の不思議
第6講 泌尿器系・生殖器系―医学が下ネタになる不思議
第7講 感覚器系―他人と比べられない感覚の不思議
第8講 内分泌系・リンパ系―ごく微量で効くホルモンの不思議
第9講 皮膚・骨・筋系―骨が入れ替わる不思議

著者等紹介

久坂部羊[クサカベヨウ]
大阪府生まれ、大阪大学医学部卒業。医師、作家。2008年より大阪人間科学大学特任教授を務める。2003年に小説『廃用身』(幻冬舎文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

47
旅の徒然に読んだ。Drとしての価値観に共感が持てるせいもあり、とても面白い。補足医療のサプリメント、リンパマッサージの言及は正解。表題にあるようにレクタ博士を始め、種々の偉人が例に出され、うんちくが愉しい。本も映画も引き出しが豊富に有るかたで。学生時代や医務官、研修医時代の経験はユニーク。誰かに勧めようっと。2017/02/04

ユウユウ

38
久坂部羊氏の医学読み物。この人の医療とか健康に対する考え方にとても共感します。2015/06/02

うめ

35
相変わらず面白くて分かりやすい。公開講座があったら受講したい。久坂部さんの良いところは、自身が現役医師でありながら、堂々と”医学なんて日進月歩で常識は日々塗り替えられているのだからあまり信じない方がよい”と述べているところ。勉強家で謙虚で、逆に自信が無ければこの系統の台詞は出てこない。格好良い。老若男女を問わず、一度は読んでおいた方が良い本です。学ぶことは楽しいし、学んだことも”絶対”ではない、と言うことを知っていると、人生の為にもなります。ただ、この本には所々著者の黒さと変態ぶりが覗いています(笑)2017/04/14

亜希

27
医学エッセイ?講座本?久坂部さんの小説が好きなので手に取ったけれど、所々に出てくる著者のダークな物言いと変態っぷりが面白かった。薄毛ネタとか。ただテーマは全て興味深いものの、私の頭が弱すぎるせいか結局何が言いたいのか回答がもやってしていて読みやすいのにスッキリしない印象でした。やっぱり小説のほうが好き。以前から観たいと思っていた『ハンニバル』と『羊たちの沈黙』はより観てみたくなりました。2017/05/20

アリ子

22
講演の内容を基に書籍化されたものとかで、分かりやすかった。小説は「破裂」しか読んだことがないので、次は小説を読んでみようと思う。2018/08/22

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