出版社内容情報
大反響を得た『猫弁』シリーズ、満を持して第二弾発売!
天才弁護士・百瀬のもとに、一通のメールが届いた。「はじめておたよりします。ぼくはタイハクオウムが心配で、昼も眠れません。 透明人間より」
そのメールは法廷に立たずに事件を解決するゴースト弁護士、沢村から送られたものだった。ひきこもりで人と話せない沢村は、自らが解決した事件の結末が気になり、オウムの行く末を百瀬に託す。
この依頼人はきっと困っているはずだ――。百瀬はタイハクオウムを救い出し、メールを手がかりに透明人間の正体を探る。沢村が取り組む医療ミス問題に不審な点を発見した百瀬は、奇跡の弁護で法廷の流れを逆転させる。
果たして百瀬は、オウムを、ゴースト弁護士を、患者を、救うことができるのか?
【著者紹介】
2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。
2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。
2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞。デビュー作『猫弁』は単行本と文庫をほぼ同時に発売し、どちらも大反響を得て版を重ねている。
内容説明
百瀬太郎は、おひとよしの天才弁護士。ペット訴訟で放り出された猫を引き受け、事務所は猫でいっぱいに。そんな百瀬のもとに、新たな依頼人“透明人間”からメールが届いた。メールを読んだ百瀬は、タイハクオウムの杉山を救出し、またしても事務所に連れて帰る。―なぜ人は自分のそばにいる人を大切に思えないのだろう?そばにいてくれるだけでありがたいのに。人を、猫を、依頼人を守るため、百瀬太郎は今日も走る。数々のピースがあたたかく繋がる、『猫弁』シリーズ第二弾。
著者等紹介
大山淳子[オオヤマジュンコ]
東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。2011年、『猫弁 死体の身代金』で第3回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ダイ@2019.11.2~一時休止
yanae
雪風のねこ@(=´ω`=)
hirune
風里