ヒトは地上最速の動物だった―高岡英夫の「神速」走行理論

電子版価格
¥1,155
  • 電書あり

ヒトは地上最速の動物だった―高岡英夫の「神速」走行理論

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062172981
  • NDC分類 780.19
  • Cコード C0075

出版社内容情報

野生動物をも凌ぐ驚異の走行理論を初公開!速さと持久力を求めるすべてのアスリート必読! ウサイン・ボルトが実践する「トカゲ走り」、奇跡の体力増強法「減齢四割法」など、画期的な方法論の数々を紹介

内容説明

ウサイン・ボルトが実践する常識破りの「トカゲ走り」とは?フルマラソンの距離(42.195km)を1時間弱で走破する「神足歩行術」とは?―すべての根本原理は体の「ゆるみ」だった!運動学、生理学、人類学を総合して編み出された驚くべきセオリーの数々!走りの常識を覆す話題が満載。

目次

第1章 ウサイン・ボルトは遅すぎる
第2章 速度を決めるのはなにか
第3章 走りを妨げているものとは
第4章 奇跡の神足歩行術
第5章 「ゆる」と速度
第6章 驚異の「減齢四割法」
第7章 快適な努力をせよ

著者等紹介

高岡英夫[タカオカヒデオ]
運動科学者、運動科学総合研究所所長、NPO法人日本ゆる協会理事長・推進委員。東京大学卒業後、同大学大学院教育学研究科を修了。大学院時代に西洋科学と東洋哲学を統合した「運動科学」を創始し、人間の高度能力と身体意識の研究にたずさわる。オリンピック選手などを指導しながら、年齢・性別を問わず幅広い人々の身体・脳機能を高める「ゆる体操」「ゆる呼吸法」などを開発。一流スポーツ選手から主婦、高齢者や運動嫌いの人まで、多くの人々に支持されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

るるどん

1
高岡先生曰く、「ボルトが‘遅い’のはパラレル系の運動法でピボット系の運動法が出来てないから」だそうです。 大腿四頭筋を使って下肢をを挙上させようとすると膝が伸展する為、大腿二頭筋(ハムストリング)により膝を屈曲させなければいけない。これはアクセルとブレーキを踏んでるようなもので非効率的でハムストリングの肉離れ等の起因になる。 よって下肢は四頭筋ではなく、腰の深部にある腸腰筋を使うべきである。 筋肉を「ゆるめる」のと「伸ばす」のは似て非なるもの。 ゆるむとは力みのない状態で、伸ばすとは力んだ状態。

さへ

1
力を抜いた、がに股ピボットエリマキトカゲはしりが、ウサインボルトの走りにちかい。 傾斜角度が速さのもと。 それを実現するために、筆者は双鞭(そうべん)運動という、大腰筋の起点、胸椎12番か、アシをムチやヌンチャクなようにふりだす方法を提示。その際、足、足首はトロトロにゆるめる。足首の間接は強靭でなくてはならず。アシの筋肉極限に使わないため、は枯れ木のようになる。 神足歩行術では、東京_伊勢間当時の約1000kmを、3日間で往復したと言われている。2017/09/16

KENTAROCK

1
LUMINAで紹介されていて気になっていた一冊。かつて江戸-伊勢を三日間で往復した男の話。常に高速で走り続けるのではなく、緩急をつけて走る。緩の時に筋肉の疲労を逃しながら走るというもの。そこまでの話は興味深く読めたのだが、そこから先の「ゆる」については?ばかり。根拠や方法も書かれておらず、「とにかく緩めることが良い」と繰り返すばかり。別の著書を読まなきゃならんのだろうなぁ。2013/09/18

おとなり

1
中心的な話は、現代人よりも間違いなく速かった昔の人の歩き方で、非常に興味深く読めました。「竹斎曰く、丹田に気を満たしめ、一身の内、気の滞りなからしめて、肩背より足先まで、凝りたる処は、身体を動練して之を解く故に、日々廿里三十里を歩行すと雖、疲るヽ事なく、如何に道を急ぐとも息の切るヽ事なし」(100頁・『射和文化史』)実に浪漫あふれる世界…。2013/04/08

cdttdc

1
気になっていた一冊。前半のエリマキトカゲ、ガニ股、前傾姿勢あたりは理解しやすかったが、後半のゆるみあたりは文章だけだと理解が難しい。一度体験してみたい。2012/12/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/4096378
  • ご注意事項