日本中枢の崩壊

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日本中枢の崩壊

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  • サイズ B6判/ページ数 381p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062170741
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

経産省の現役幹部が実名で告発!!
「日本の裏支配者が誰か教えよう」

福島原発メルトダウンは必然だった……
政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!? 家族の生命を守るため、全日本人必読の書

経済産業省大臣官房付 古賀茂明。

民主党政権と霞ヶ関がもっとも恐れる大物官僚が、ついに全てを語る!
日本中枢が崩壊してゆく現状を、全て白日の下に!

・巻末に経産省が握りつぶした「東電処理策」を掲載
発電会社と送電会社を分離する発送電分離。このテーマについて本気で推進しようとした官僚が何人かいた。あるいは核燃料サイクルに反対しようとした若手官僚もいた。しかし、ことごとく厚い壁に跳ね返され、多くは経産省を去った。私も十数年前、発送電分離をパリのOECDで唱えたことがあるが、危うく日本に召喚されてクビになるところだった。その理由とは何だったのか――。(「序章」より)

改革が遅れ、経済成長を促す施策や産業政策が滞れば、税収の不足から、政府を動かす資金すらなくなる。そう、「政府閉鎖」すら起こりかねないのだ。いや、そうした危機感を煽って大増税が実施され、日本経済は奈落の底へと落ちていくだろう。タイムリミットは、ねじれ国会を解消するための参議院議員選挙がある二〇一三年、私はそう踏んでいる。(「まえがき」より)


まえがき──東日本大震災で見えた「日本中枢」のメルトダウン
序 章 福島原発事故の裏で
第一章 暗転した官僚人生
第二章 公務員制度改革の大逆流
第三章 霞が関の過ちを知った出張
第四章 役人たちが暴走する仕組み
第五章 民主党政権が躓いた場所
第六章 政治主導を実現する三つの組織
第七章 役人──その困った生態
第八章 官僚の政策が壊す日本
終 章 起死回生の策
補論──投稿を止められた「東京電力の処理策」
あとがき──改革を若者たちの手に委ねて


古賀 茂明[コガ シゲアキ]
著・文・その他

内容説明

福島原発メルトダウンは必然だった…政府閉鎖すら起こる2013年の悪夢とは!?家族の生命を守るため、全日本人必読の書。「日本の裏支配者が誰か教えよう」。経産省の現役幹部が実名で証言。

目次

序章 福島原発事故の裏で
第1章 暗転した官僚人生
第2章 公務員制度改革の大逆流
第3章 霞が関の過ちを知った出張
第4章 役人たちが暴走する仕組み
第5章 民主党政権が躓いた場所
第6章 政治主導を実現する三つの組織
第7章 役人―その困った生態
第8章 官僚の政策が壊す日本
終章 起死回生の策

著者等紹介

古賀茂明[コガシゲアキ]
1955年、東京都に生まれる。経済産業省大臣官房付。1980年、東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。大臣官房会計課法令審査委員、産業組織課長、OECDプリンシパル・アドミニストレーター、産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革を次々と提議。2009年末に審議官を退任したあとも省益を超えた政策を発信し、公務員制度改革の必要性を訴え続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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