軽井沢伝説―避暑地・軽井沢に集った名士たちとの半世紀

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062170727
  • NDC分類 291.52
  • Cコード C0095

出版社内容情報

帝国ホテル元社長が明かす、軽井沢の歴史を彩る伝説の秘話と名士たちの素顔
白洲次郎のゴルフ倶楽部、美智子さまのテニスコート、ジョン・レノンの定宿……

何が軽井沢を有名にしたか
ジョン・レノンにカメラを向けない町
週末の軽井沢行きは「経団連列車」
プリンスのゴルフ場から「客層」が変わった
国賓を泊めるホテルの条件
いくらお金を積んでも入れないゴルフクラブ
白洲次郎に怒鳴りつけられた元首相
吉川英治夫妻は「おしどりゴルファー」
ファッションリーダーは美智子さま
皇太子自ら車を運転してテニスコートへ
軽井沢に“塀”を作った新住民たち
「資本家」とは何か?

犬丸 一郎[イヌマル イチロウ]
著・文・その他

内容説明

白洲次郎のゴルフ倶楽部、美智子さまのテニスコート、ジョン・レノンの定宿…帝国ホテル元社長が明かす、軽井沢の歴史を彩る伝説の秘話と名士たちの素顔。

目次

第1章 軽井沢ソサエティの絆―「避暑地・軽井沢」の歴史を彩る人々
第2章 別荘族の社交場―軽井沢万平ホテル
第3章 白洲次郎の息吹が聞こえる―軽井沢ゴルフ倶楽部
第4章 吉川英治ファミリーの夏―文人たちの軽井沢
第5章 「テニスコートの恋」の舞台―美智子さまと「軽井沢会」
第6章 妻たちの軽井沢―鹿島ノ森と南ヶ丘の日常
第7章 そして時は移りゆく―別荘族の変遷

著者等紹介

犬丸一郎[イヌマルイチロウ]
大正15年、東京・麹町に生まれる。慶應義塾大学経済学部卒業。昭和24年3月、帝国ホテル入社。25年、米国留学。サンフランシスコ市立大学ホテル・レストラン科、ニューヨーク州コーネル大学ホテル経営学部に学ぶかたわら、マーク・ホプキンス・ホテル、ウォルドルフ・アストリア・ホテルに勤務。昭和28年に帰国し、ふたたび帝国ホテル勤務。副総支配人、常務、専務、副社長を経て、昭和61年社長就任。平成9年に退任後、2年間顧問をつとめ、平成11年退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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B.J.

5
古き良き時代、ではあるかもしれません。日本男子の憧れの、白州次郎氏も登場。彼に叱られた田中角栄氏の話も出てきます。犬丸氏の筆には、気取ったところが無く、気さくな性格が感じられます。当時、自分がその場にいたとしても、遠巻きに見る程度だと感じる、器の大きさも感じました。2013/05/02

あきこ

0
楽しく読んだ。これが本来の軽井沢なんだな、と再認識した。もちろん私には無縁な世界だけど、こういう静かな心地の良い話は(しかもリッチ)日本の平和な時代を感じさせていていい。現代の混迷ではこういう余裕のある話はなくなったのだろう。2011/09/04

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