出版社内容情報
いわた 慎二郎[イワタ シンジロウ]
著・文・その他
内容説明
野球場には選手のほかにも、みんなに楽しんでもらえるように、たくさんの人たちがはたらくいろいろな場所があります。どこでどんな人がはたらいているでしょう?球場にはどんなはたらく車があるでしょう?野球場のある一日をおいかけた、絵で見る野球場の絵本。
著者等紹介
いわた慎二郎[イワタシンジロウ]
1966年、横浜生まれ。会社勤務を経て、東洋美術学校でデザインを学びイラストレーターとして活動。’91~’92年、通産省(当時)ポスター通産大臣賞受賞。日本ビジュアルアート展準入賞他。『野球場の一日』で絵本作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
pino
174
モデルはハマスタ。今日はD対H戦。本を片手にTV観戦した。発行年は2011。ハマスタにフィールドシート(エキサイティングシート)が設置されたのは2013年。なので、ファウルゾーンは昔のまま。企業名も見比べると捻っていて面白い。スタッフや選手の長い一日のほか、道具や車、普段は覘けないブルペン、放送施設が上空や地上から見渡せるようなアングルで紹介され堪らない。本でも試合が進行中。5回終了、グランド整備中のスコアは4対4。TVの試合も同じ。9回裏、横浜の満塁サヨナラ?の展開も同じ。臨場感あふれる読書タイムでした2014/05/28
ぶち
87
最初の見開きページに描かれた朝の横浜の街の鳥観図。かつてこの絵にも描かれているオフィスに通い、公園や通りを散歩した街です。しばらくの間、見入ってしまいました。絵の中心に描かれているのは横浜スタジアム。野球観戦に訪れたときのなんとも言えないあの高揚感。眩しい青空と白い雲を仰いだり、球場に掲げられた広告看板を見たり、選手の練習を見たり、売店にお弁当や飲み物を買いに行ったり....試合中の歓声やため息。どれもみんなこの絵本の中にあります。2023/10/12
chimako
74
横浜スタジアムの一日。野球場ってワクワクするよね。スタンドの下にはいろんな部屋があるけどこの絵だと少し分かりづらい。放送室の解説者、優しそうで髪が……対戦相手が広島みたいだからひょっとして衣笠祥雄さんかな? 食べ物も色々。みかん氷が気になる~ グラウンド整備も描かれている。甲子園だったらきっと何ページも使われて阪神園芸の技を紹介するね。野球も野球場も楽しい。生で観たくなる!2023/10/05
yomineko@猫と共に生きる
70
昔はよく行っていた野球場⚾⚾⚾これは横浜スタジアムが協力。甲子園の決勝戦仙台育英vs慶応高校昨日熱戦が繰り広げられていましたね!陰で支える方々があってこそみんなが楽しめるんですよね😊プロ野球観戦していると何が目的なのか分からない人がたまにいますよね(笑)ずーっと話し込んでいたり食べていたり(笑)それも楽しい野球観戦!でも試合が終わった後の球場って凄く寂しい感じがしますよね😢😢😢2023/08/23
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
67
『ウォーリー』も顔負けの細かく書き込んだ絵にまず感動。まるで大人の〈夏休み自由研究〉の趣です。試合前の練習から報道陣の準備、プレーボール……と野球場の一日を楽屋裏までリアルに再現しています。リリーフカーやお立ち台を運ぶ運搬車などマニアックな〈野球場で働く車〉の紹介も。〈野球場博士〉になれる事は確実。ナイター照明が点灯し始める夕暮れの野球場はワクワクする場所だと再認識。ホームランを祝福する花火、試合終了後の熱気が放出される雰囲気まで再現されています。横浜生まれのいわた慎二郎さんは、本書が絵本作家デビュー作。2015/01/08