出版社内容情報
いつの時代の、どこの国の話かはわからない。
その日、場末のオリオン劇場には、入りきれないほどの観客がつめかけていた。だれも、かれも目的はただひとつ。魔人チカブーの芸、「マボロシの鳥」を見ること。
ところが強欲支配人が客をつめこみすぎ、空気を入れようと天窓が開けたせいで、マボロシの鳥は飛び去ってしまう……。
新潮社より2010年に刊行された爆笑問題・太田光の短編小説集『マボロシの鳥』の表題作を、現代を代表する影絵作家、藤城清治が絵本化。
ふたつのイマジネーションが共鳴しつつ高みへといたる、まさに奇跡のコラボレーション!
藤城 清治[フジシロ セイジ]
著・文・その他
太田 光[オオタ ヒカリ]
著・文・その他/原著
内容説明
いつの時代か、どこの国のことかはわからない。町外れのオリオン劇場には、あふれかえるほどの観客がつめかけていた。魔人チカブーの芸、「マボロシの鳥」を見るために…。
著者等紹介
藤城清治[フジシロセイジ]
1924年東京に生まれる。慶応義塾大学経済学部卒。12歳から油絵を始め、独立美術協会展、新制作派展に入選。名編集者の花森安治に認められ、雑誌「暮しの手帖」に影絵を連載。また影絵劇団・木馬座の上演、展覧会の開催など多彩な活動を続ける。1983年には『銀河鉄道の夜』(講談社)で、BIB金のりんご賞を受賞。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章など多数の受賞、叙勲歴がある
太田光[オオタヒカリ]
1965年埼玉県生まれ。日本大学芸術学部中退。田中裕二との漫才コンビ「爆笑問題」で活躍。独特の切れ味の鋭いトークで人気を集めている。タレントとしての活動のほかにエッセイなども旺盛に発表、文化人としても注目されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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