内容説明
朝日新聞紙上で話題沸騰の連載、待望の単行本化！子育てを疑え！すべての親に贈る目からウロコの特別講義。
目次
１時限目 英語はいつから学び始めるべきか（まずは日本語の土台を固めよう（大西泰斗・言語学者）
９割の日本人に英語は要らない（成毛眞・株式会社インスパイア取締役ファウンダー／元・マイクロソフト株式会社（日本法人）代表取締役社長） ほか）
２時限目 中高一貫校は幸せへのプラチナチケットか（有名私立中学への進学は人生の「保険」ではない（藤原和博・元・杉並区立和田中学校校長）
受験ストレスから逃げず、成長する機会と考える（田中ウルヴェ京・メンタルトレーナー） ほか）
３時限目 「お金」と「仕事」をどう教えるか（人が人であるために仕事とお金がある（西原理恵子・漫画家）
ビジネスの原点は利他の精神にある（正垣泰彦・株式会社サイゼリヤ代表取締役会長） ほか）
４時限目 挫折や失敗をした子どもにどう接するか（失敗をワクチンと考え、正解を押しつけない（畑村洋太郎・工学院大学教授／東京大学名誉教授）
自分の頭で考えてこそ、本物の答えが見つかる（工藤公康・埼玉西武ライオンズ） ほか）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
81
本棚整理のため読了。2010年出版。ドラゴン桜副読本「16歳の教科書」に続き、親のために本書で子どもの教育をテーマにした。子どもの教育に正解はない。あるのは悩みと悔やみだけのような気もする。本書で14人の識者が論を述べているが、いずれも我田引水ばかりで、面白いけど参考にならない。今から思えば、子どもの教育への悩みを通じて、親が成長させられてるんだなと、子への感謝のみ。2022/07/18
月讀命
71
子供をどう育てるのがBESTなのか。少子化の時代、子供を何人も育てる家庭が珍しくなり、収入が減る厳しい時代であっても、莫大な教育費を一人の子供の為には厭わない。だが、そもそも子育てにBESTな方法があるのだろうか？もし、あったとして、そんなマニュアル通りの子育てで、社会で有用な人間になり得るだろうか。子供は十人十色。個性を尊重し子供の能力を十二分に引き出す事が寛容である。この本では14人の専門家が様々な体験を語ってり、多くの意見を参考にしつつ考え、その子にあった子育てをする事がBESTではないか？ 2011/09/20
よむよむ
43
ほんっとに英語をやり直したいですっ でも「ネット時代には、読んで書くことが大切」とあり、少なからずショックを受けました。「聴いて話す」方が大事と思っていたので・・・ 時代に置いていかれてもいいや！とにかく英語に対するヘンなコンプレックスを無くそう！2011/12/21
Twakiz
30
最初のほうは幼少期からの英語教育の話であんまり・・だったが後半は中高一貫や失敗学，仕事とお金，など興味深いテーマについて各分野の知識人の先生・プロ野球選手などが持論を展開．会社から給料をもらっていると思うな，社会貢献して社会からもらっているという意識を持とう，とか正解主義にとらわれすぎないよう，などはいいですね．もともとの16歳の教科書のほうは読んでない（対象年齢でない）ですが．2017/07/10
太田青磁
28
英語、教育、仕事、挫折、子どもに何を伝えるかを専門家・著名人が語ります・英語文の後ろに流れているハートをつかむこと・子どもと一緒に英語を勉強していく・公立中学校は異質集団・自分の子どもがどんなことに興味を持ちどんなことを考えどんな問題を抱えているのか・お金・仕事という話はまず女の子にこそ必要・世の中のために何かを成したいならその志をビジネスとして形にする損得の感情が絡むと冷静に判断できない・失敗を時系列でアウトプットして道筋を思い出す・なぜそれをやるのかを疑い考え抜く・親という仮面を外して子どもと向き合う2013/05/11
