現代霊性論

個数:
  • ポイントキャンペーン

現代霊性論

  • 内田 樹/釈 徹宗【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 講談社(2010/02発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月03日 10時59分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 306p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062159548
  • NDC分類 147
  • Cコード C0095

出版社内容情報

内田樹さんと、気鋭の宗教学者・釈徹宗さんの刺激的すぎる「かけあい講義」ついに刊行!
目からウロコの宗教論です。
装画は井上雄彦さん!

生とは、死とは、霊とはなにか? 
お葬式から、タブー、霊能者、新宗教、カルト、占い依存症、スピリチュアルブームまで、現代の霊性(スピリチュアリティ)への現象学的アプローチ。
「スピリチュアルの毒」にあたらないために、現代日本人必読の書!

<教えて! ウチダ先生、シャク先生>
講義の「質問の時間」付き 内田先生、釈先生が答えてくれます。
 Q.デパートのタロット占いで「死神のカード」が出て「三十二歳まで結婚できない」といわれました
 Q.細木数子の本によると、私は今年「大殺界」らしいんです
 Q.オウム真理教がサリンを撒いたのはなぜだったのでしょうか
 Q.友人から創価学会に誘われています
 Q.死後の世界はどのような世界だと思いますか
……など

【著者からメッセージ】

呪いと祝福のお話です。
「話半分」ですけど半分はほんと (内田樹)

スピリチュアルなフィールドは閉じちゃダメ。
宗教や霊性に関わる言説も開いていこう。(釈徹宗)

内田 樹[ウチダ タツル]
著・文・その他

釈 徹宗[シャク テッシュウ]
著・文・その他

内容説明

神さまや幽霊についての現象学的アプローチ。生とは、死とは、霊とは?―お葬式、占い、霊能者、タブー、新宗教、カルト、UFO…「スピリチュアルの毒」にあたらないために、現代日本人必読の書。

目次

第1章 霊って何だろう?
第2章 名前は呪い?
第3章 シャーマン、霊能者、カウンセラー―民間宗教者のお仕事
第4章 スピリチュアルブームの正体
第5章 日本の宗教性はメタ宗教にあり
第6章 第三期・宗教ブーム―一九七五年起源説
第7章 靖國問題で考える「政治と宗教」
第8章 宗教の本質は儀礼にあり
第9章 宗教とタブー
質問の時間

著者等紹介

内田樹[ウチダタツル]
1950年、東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒。神戸女学院大学文学部教授。専門はフランス現代思想、映画論、武道論。著書に『私家版・ユダヤ文化論』(小林秀雄賞受賞・文春新書)など

釈徹宗[シャクテッシュウ]
1961年、大阪生まれ。専門は宗教思想。浄土真宗本願寺派如来寺住職にして兵庫大学生涯福祉学部教授。論文「不干斎ハビアン論」で第五回涙骨賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寛生

55
【図書館】内田自身が最後に面白かったと言っているが、本当に面白かった!内田がレヴィナス宅にユダヤ教の安息日に迎えられた折、本にサインをするのを断られたという話が、何とも印象的。彼らが安息日には字も書かないなんて知らなかったし、レヴィナス自身が守っていたとは!安息日を守ること、聖典を読むこと、つまりユダヤ教によってどんなにユダヤ人が世界各地にちらばっていても、その民族性を保ち続けることができたかという話も記憶に残る。靖国問題から食、細木数子まで実に面白い。哲学者として内田がこういう分野を触発した勇気に賞賛!2014/10/10

ヨミナガラ

17
(内田樹)“フッサール現象学だって、僕は幽霊学だと思っている。〔…〕地上最後の一人〔…〕その人が日本人だったら「オレが最後の一人か……」とつぶやくでしょう。〔…〕日本語で独白する。というのはそのメッセージを聴いて理解する「人」を想定しているから。地球上に一人も人間がいなくなってもそこにいる「人」、フッサールはそれを「他我」と呼ぶ。現事実的には存在しないけれど、現象学的には存在する。それを「幽霊」って言うんじゃないんですか?/本物の哲学者はみんな死者と幽霊と異界の話をしている。というのが僕の持論なんです”2014/05/27

p.p.

12
目から鱗がポロポロ落ちて前が見えなくなった。めちゃくちゃ面白いです。内田・釈両先生が大学院で行った講義録。学生向けなので各論点は深まりませんが、その分あっちこっちつまみ食いしてお得感大。「こんな視点があったのか」とか「この考え面白い」とか「こう解釈すればよかったのかも」がいっぱいありました。「宗教?うさんくさーい」って人ほど読んでほしい。2011/05/14

遊々亭おさる

10
神戸女学院で行われた両氏による講義というのかトークセッションを纏めた一冊。普段は神も仏も意識しない、すなわち無神論者である僕もX'masにはケーキを食べ正月には神社へ詣で、テレビで今日の運勢に一喜一憂する。生活の中で宗教的なものは意外と身近にあるもの。切っても切り離せないものならば、せめてカルトの罠に嵌まらずに霊的なものとお付き合いしたいところ。講義内容は多岐に渡るが民間宗教者(拝み屋さん)の在り方は介護の援助技術に応用可能か。言霊の呪いに縛られないために投げる言葉、受ける言葉は慎重に。でもプラス思考でね2014/09/05

NICK

8
ある種の宗教は神に祈ることで病が治ったり世界が平和になるということが信仰されているが、そんなことは全くナンセンスとしか言いようがないだろう。病気を治したいならいるのかいないのかわからない神なる存在をアテにするより病院に駆け込んだほうがマシである。……しかし一方で人間は宗教的な存在でもある。そうした迷信を信じることで人間は個人や共同体の安定を得てきた。ナンセンスはナンセンスではないのだ。内田樹の宗教観は好きではない。が、やはり納得させられるものがある。何らかの物語にコミットしなければ人は生きてゆけないのだ2014/02/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/530079
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。