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バブルの興亡―日本は破滅の未来を変えられるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062157124
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

内容説明

未曾有の大暴落は、いつ日本人を襲うのか?欧米の金融マフィアに精通した著者が病んだ資本主義の終末を予言。

目次

第1章 バブルはどこから来て、どこへ行くのか
第2章 四つのメガバブルから未来が見える
第3章 「失われた二〇年」の正体
第4章 空前の狂乱経済へ、起爆剤は出揃った
第5章 巨大バブルが復活したら、日本はこうなる
第6章 巨大バブルが崩壊したら、どう身を守るのか

著者等紹介

徳川家広[トクガワイエヒロ]
翻訳家、政治・経済評論家。1965年、東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。国連食糧農業機関(FAO)のローマ本部、ベトナム支部に勤務した後、米コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。欧米の資産家一族や金融界幹部、有名経営者たちと幅広い交友を持つ。徳川将軍家の直系19代目に当たる。父は18代目当主で元日本郵船副社長、徳川記念財団理事長の徳川恒孝氏。新聞や雑誌など各メディアで幅広く評論活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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手押し戦車

10
当期純利益を自分の希望利回りで割り算をし合理的に預金と企業価値を比べ期待収益を税引き前の利益にしたり感情を入れず因果関係を調べ今後も利益を出せるか考慮する。バブルは楽観的な過大評価による値上げの期待や気分で資産評価されインフレ発生、金融引き締めで資産下落人々が暗い気持ちになった瞬間マイナス気分が生まれ崩壊する。不良債権の山が残りデフレになり全ては資産過大評価の差額。バブルは希望インフレは絶望。危機が起きたら株、土地を買いバブルが熟したら金に買い替え、ハイパーインフレが騒がれたら金を現金化してタンス預金する2014/07/27

中島直人

1
ちょっと無理のある強引な理論展開。著者に言わせると、本来だとバブル経済化しているはずの2012年も、東日本大震災、原発事故、尖閣問題等で、期待が持続せず、実現しなかったということになるか。執筆時の2009年と危機的状況は全く変わっていないことから、アメリカの凋落のなか、総選挙で維新の会躍進⇨期待の増大⇨バブル発生⇨破滅へのサイクルは2年遅れで進んで行くのか、注視してみたい。2012/11/14

snakedoctorK

0
友達の高校の先輩なんですよね 彼はこの本は?してたけど 久米宏さんのラジオでも採り上げられていたので読んでみました なかなか説得力はありましたが、机上の空論かもしれません 経済ですからね2010/03/30

hiro

0
日米における過去の4つのバブルからその発生メカニズムを分析すると、何と今の日本はバブル前の準備期間なのだとか。早ければ2年後には再び日本を超バブルが襲いかかると。果たして、この予想は本当か。著者はバブルに備えた投資方法も助言しているが、さてさてどうなることやら。2009/12/11

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