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五島昇―大恐慌に一番強い経営者

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062156165
  • NDC分類 335.21
  • Cコード C0095

出版社内容情報

五島昇の経営哲学は、現代の市場原理主義の対極にある。大恐慌の今こそ、見直されるべき彼の本質に迫る。

内容説明

財界人を嫌い、総理大臣を叱り、リストラを憎んだダンディズム!東急グループを400社8万人に!戦後経済界の全裏面史。

目次

序章 財界人が嫌いだった経営者
第1章 総理大臣を追い出した男
第2章 夢を追う経営
第3章 ダンディズムと優しさ
第4章 リーダーの人たらし術
第5章 日本のトップの悪習
第6章 「遊ばなければ働けない」の哲学
第7章 側近の真骨頂
第8章 家族愛と後継者
終章 ふたつの夢

著者等紹介

新井喜美夫[アライキミオ]
1927年、東京都に生まれる。太平洋学会理事長。東京大学卒業後に、明治生命に入社。1961年に東急グループの総帥・五島昇氏にスカウトされ、東急エージェンシーに入社。1986年、東急総合研究所所長。1993年、東急エージェンシー社長。1999年、同社会長。2000年退社。1981年に発足した第二次臨時行政調査会(会長・土光敏夫)に、委員となった瀬島龍三とともに、参与として参画。約五年間、キャピトル東急ホテルの続き部屋を、瀬島龍三とともに事務所として使う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kentatnek

1
東急の経営者。昔ながらの大将という感じ。現代に、このような経営者がいて活躍できるのか。そういったことを考えてみたい。2019/12/02

wang

1
長年側近として仕えた著者から見たエピソード集。仕事や私生活での人柄がよくわかる生のエピソードは面白い。いい面ばかりでなく欠点や悪癖など両面を赤裸々に書けるのはそれだけ家族からも信頼されている著者ならではだろう。だが、エピソード間に論理的矛盾があったり、著者の評価に合わせて出来事をバラバラに並べているので、お噺として読むのがいい。経営哲学の参考などには向かない。2012/07/21

rbyawa

0
e111、東急グループの事実上の創始者一族である血筋の(今は五島の血は絶えたのかな?)強烈な個性を持つ父親の元に生まれた、「父親に選ばれなかったほうの息子」。父親よりも小物と見られていたようだが…父親よりだいぶ真っ当という評価は特に疑う必要もない気はする。どうも当人が観光やゴルフに造詣が深く、レジャー重視であっても硬い展開をしていたのではないかな、という大まかな印象。地位で父親を超えたが外の付き合いを大事にしたからだろうね、と言われていたが、父親の性格なんだあれ。感情的だが、まあここまで関係が近いとね…。2014/04/22

Hiro A

0
東急を率いた2代目の側近による回顧録。 ちょっと自慢めいたことも多いが仕方ないか。 五島昇という人もすごい人だったのかも知れないが、 出てくるエピソードは短く小さな物が多く、 残念ながら伝えきれていない。 サブタイトルも筆者の思いで内容にはあまり関係ない。2009/09/20

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