アラマタ人物伝

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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062155229
  • NDC分類 K281
  • Cコード C8501

出版社内容情報

アラマタ博士がみつけたニッポンの偉人・奇人・変人226人!
現代ニッポンを代表する「変人」荒俣博士が紹介するニッポン人物列伝。素晴らしい偉業を成し遂げた偉人のみならず、意外な行動で人々を驚かせた奇人、変なことにこだわり続けた変人など、226人を紹介。小学生から大人まで、読めば勇気があふれだす。人間って面白い!

●本文より・監修者からのメッセージ
とうとう、ふしぎな日本人物事典ができあがってしまいました。
ここに取りあげた人々は、偉人や賢人ばかりではありません。失敗した人も、悪事を働いた人も、まったく無名のままで亡くなってしまった人も、たくさん出てきます。冒頭の16ページには、日本史に残る「子ども」を特集しましたし、もちろん国籍も「日本」にかぎってはおりません。なにしろ、日本という国ができる前に日本列島にすんでいたらしい人物まで登場するのですから。
それから、人間はまた、たくさんの面をもっています。いい面も、悪い面も、ひっくるめてその人なのですから。各項目では、事実はもちろんのこと、ウワサや伝説にも注意を向けてあります。みんな、あっとおどろくような「秘密」や「フィクション」をもっているからこそ、魅力を感じるのです。
本書に登場する人物を決める基準となったのは、アラマタが個人的に「共感できるかどうか」ということでした。したがって、有名か無名か、分野のバランスなどはいっさい気にかけておりません。架空の人すらまじっているかもしれません。でも、どの人も、わたしたちが今いるこの日本に深いかかわりをもっています。これらの先輩とめぐりあえたからこそ、わたしは自分の生まれた国に興味をいだき、ここで生きていく希望をつかまえられたと思っています。―――荒俣 宏

●目次から
【笠森お仙】江戸のトップアイドルはだれだ? 
【聖徳太子】絶対に見てはいけない予言の書 
【西行】とつぜん出家し、人造人間をつくった!? 
【鈴木孫一】織田信長もおそれた戦国最強の鉄砲部隊 
【雨森芳洲】韓国では有名人! 江戸の腕きき外交官 
【浮田幸吉】世界初! グライダーで空を飛んだ 
【広瀬淡窓】出身者4000人! 江戸時代のカリスマ塾長 
【小栗忠順】消えた幕府の金! その行方を知る男 
【富貴楼お倉】伊藤博文がたよった横浜の美人女将 
【中村直吉】和製インディ・ジョーンズの世界一周無銭旅行 
【クーデンホーフ光子】日本初の国際結婚をしたヤマトナデシコ 
【原田三夫】火星の土地を買いませんか? 
【白鳥由栄】4度にわたる逃亡! 昭和の脱獄王 
【手塚治虫】「天国」と「地獄」を味わった神様!? ほか、全226人を紹介。


荒俣 宏[アラマタ ヒロシ]
監修

内容説明

これ、だれ?世にもおかしな人物事典。アラマタ博士がみつけたニッポンの偉人・奇人・変人226人。

目次

スゴい子ども
紀元前2~10世紀
11~17世紀
18世紀
19世紀初期
19世紀中期
19世紀後期
20世紀

著者等紹介

荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

48
子供用のためかフリガナが全部打ってあるので、なんか目がちかちかするなとおもったが、慣れたら案外気にならなくなるもんだなと思った。松岡修造がいいところおぼっちゃんだったのをこの前知ったが、そのおじいちゃんが載ってたので、なんとなく感心した。2017/05/18

akira

25
図書館本。 古今東西のいろいろな人物を著者視点で取り上げる。ここでしか絶対取り上げられない人がたくさん入っていて面白い。小中学生で読んでいたら、歴史好きのさらなる一助になったかもしれない。 漱石の恩人の一言が印象的。褒め言葉ながらもなかなか興味深い関係だなと。人たらしは一種の才能かも。 「男にだけは、ほれるな」2018/02/20

Yukiho Akechi

18
荒俣さんの本初読み。人物のセレクトがユニークだった。偉人もいれば、奇人・変人・悪人もあり。江戸時代の人情ものはでっち上げ多くて残念。金さんの入れ墨とか鼠小僧とか。文章がいいうえに、紹介している全員の絵もしくは写真があったのが制作者の根性を感じた。図書館で借りたけど、家においてたまーに読み返したい。ちなみに特に興味をひかれたのは、村井弦斎、南方熊楠、金田一京助、白鳥由栄など。うん、面白いわ人間。2013/02/28

ぐうぐう

17
『アラマタ大事典』に続く第2弾は、日本人物事典。聖徳太子や西郷隆盛といった有名どころが多く目に付くが、そこは荒俣流の視点があって、実に楽しい。また、仙童寅吉に物集高見など、聞いたこともない人物の驚くべきエピソードもてんこ盛り。そこには、私達が知らない世界へ誘ってくれるばかりか、信じていた常識を覆してくれる刺激と心地良さにも満ちている。歴史は驚きで溢れていることを、ユーモアとともに教えてくれる本書は、この世から退屈という二文字を綺麗に消し去ってくれる。2010/06/28

mami

13
荒俣さんが選出した大勢の方たちの人物伝。意外な人物の繋がりなども知れて面白かった。が、読み終えることが出来ないんじゃないかと思うくらいの情報量でおなかいっぱい。2018/05/20

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