天才!―成功する人々の法則

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  • サイズ B6判/ページ数 339,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062153928
  • NDC分類 159
  • Cコード C0098

出版社内容情報

・世界の一流スポーツ選手に共通する、ある「幸運」とは?
・ビートルズやゲイツ、ジョブズが生まれた本当の理由は?
・IQ190“全米一の天才”が大成できなかったのはなぜ?
・「ユダヤ人」「移民」「服飾業」が成功する弁護士の条件だった?
・頻発した大韓航空機事故。最大の原因は“文化の違い”?
・アジア人の「数学的才能」は水田から生まれた?
・NY・ブロンクスに生まれた“秀才学校”の正体?

アメリカ人気No.1ビジネス書著者が挑む「新時代の成功論」
勝間和代さん激賞!「成功の方法・天才になる法則がつかめる本」!

『ティッピング・ポイント』『ブリンク』でお馴染み、
あのマルコム・グラッドウェルの最新刊『アウトライアーズ』が勝間和代さんの翻訳で早くも登場します。
全米では発売3ヵ月で100万部を突破した超ベストセラーを日本屈指のカリスマ経済評論家が丁寧に、わかりやすく翻訳したこの本。

その内容をひとことで言えば、「成功」の要素を“個人の資質”だけでなく、周囲の環境や文化的な側面から考察した、いわば「21世紀の成功論」です。

本書には多くのフレームワーク(考え方の枠組み)が出てきます。

持つ者はさらに豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられる「マタイ効果」、どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる「一万時間の法則」・・・・・・

グラッドウェルのフレームワークはやっぱりユニークで面白いです!

「アメリカでは知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいる」と言われるほど、ちょっとした社会現象にもなっています。また同国では、子育てに関心のある、若いお父さん、お母さんにも広く読まれているようです。

アメリカのビジネス・パーソンと接する機会の多い方、自分のお子さんに、より多くの「機会」を与えたい、成長してほしいと考えておいでの方に特に読んでいただきたい本です!!

解説 勝間和代

プロローグ ロゼトの謎
第一部好機
第一章 マタイ効果
第二章 一万時間の法則
第三章 天才の問題点 その一
第四章 天才の問題点 その二
第五章 ジョー・フロムの三つの教訓
第二部 「文化」という名の遺産
第六章 ケンタッキー州ハーラン
第七章 航空機事故の“民族的法則”
第八章 「水田」と「数学テスト」の関係
第九章 マリータの取引
エピローグ ジャマイカの物語


マルコム・グラッドウェル[マルコム グラッドウェル]
著・文・その他

勝間 和代[カツマ カズヨ]
翻訳

内容説明

持つ者はさらに豊かになり、持たざる者はもっているものを取り上げられる「マタイ効果」。どんな才能や技量も、一万時間練習を続ければ“本物”になる「一万時間の法則」…グラッドウェルのフレームワークはやっぱり面白い。

目次

プロローグ ロゼトの謎―ロゼト住民の死因は、老衰だけだった!
第1部 好機(マタイ効果―誰でも、持っている人は更に与えられて豊かになるが、持っていない人は持っているものまでも取り上げられる(マタイによる福音書25・29)
一万時間の法則―僕たちはハンブルクで、一日八時間も演奏しなければならなかった
天才の問題点その一―たとえ、ある男子生徒のIQがわかったとしても、クラスの全員が利発な少年だった場合には何の役にも立たない
天才の問題点その二―長引く話し合いの結果、ロバートは謹慎処分となった ほか)
第2部 「文化」という名の遺産(ケンタッキー州ハーラン―男らしく死にな。兄さんと同じようにね!;航空機事故の“民族的法則”―機長、気象レーダーがおおいに役立っています;「水田」と「数学テスト」の関係―一年三六〇日、夜明け前に起きた者で、家族を豊かにできなかった者はいない;マリータの取引―いまではお友だちは全部、KIPPの子たちだけです ほか)
エピローグ ジャマイカの物語―幼いカラードの跡継ぎが生まれたら、その子は自由の身にしてもらえる

著者等紹介

グラッドウェル,マルコム[グラッドウェル,マルコム][Gladwell,Malcolm]
1963年イギリス生まれ。カナダ・トロント大学トリニティカレッジ卒。『ワシントン・ポスト』紙のビジネス、サイエンス担当記者を経て、現在は雑誌『ニューヨーカー』のスタッフライターとして活躍中。ニューヨーク市在住

勝間和代[カツマカズヨ]
1968年東京生まれ。経済評論家、公認会計士。早稲田大学ファイナンスMBA。中央大学ビジネススクール客員教授。慶應義塾大学在学中から監査法人に勤め、アーサー・アンダーセン、マッキンゼー、JPモルガンを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

マエダ

67
もう少し唸らせるようなものが欲しい。2016/11/26

harass

66
原題はOutliers、統計でいう外れ値のこと。桁外れの成功を収めた人の考察。どんな技術でも習熟に一万時間が必要とネットで読んだことがあるが、この本が元のようで、読み出すと少し印象が違う。天才とされる人間もその人だけの能力や努力だけで才能を伸ばしたのではなく、環境、時代文化も不可欠な要因でもあるという。好機といえる偶然な出来事がその人の才能を伸ばせた原因であるといい、その豊富な例を紹介。語り口や視点に感心。名前だけ知っていた著者だったが侮れない。なかなか楽しめた読み物だった。2018/05/01

yomineko@猫と共に生きる

57
どんな天才でもやはり、1万時間の努力は必要。ビルゲイツさんも速攻で富を手に入れたのではなく、若いころの積み重ねが人より凄い!2020/12/01

HoneyBear

48
すごく良い。曰く、「生まれつきの天才」など見つからず、「頂点に立つ人物は…圧倒的に沢山の努力を重ねている」。努力してトップランクに入れなかった「がり勉屋」は見つからなかったと。勉学、芸術、スポーツ、仕事の全てに当てはまるだろう。とは言え、然るべき環境がないと殆どの人は一万時間以上をかけて打ち込む対象と情熱を見つけられないままに育ってしまう。私も残念ながら「手遅れ」だ。しかし、子供たちには出来るだけの機会と動機を与えられればと思う。勝間氏の訳出にも奮闘が伝わる。拍手。2014/01/06

けぴ

45
天才は先天的より後天的な要素が占める点が多いことを示す。第一部:カナダのアイスホッケー選手はなぜ1月~3月生まれが多いか?⇒ 選手育成が1月1日で区分されるために早く生まれたものほど体が大きくチャンスが多くなる。小学生ころの生まれつきの差は確かに大きいですからね。またジョブズやゲイツを例に生まれた世代の大切さも説く。第二部:生まれた国による特性を説く。英語と日本語の数字の読み方の差が日本人の方が数学が得意な理由としてあげる。成功するための機会の平等化を子供に与えることの重要性でまとめており意義深い良書。 2020/11/27

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