内容説明
「四の字固め」はできません。「過去の精算」もできません。ことばの最前線で奮闘する現役校閲者が「本音」で語る日本語のツボ。
目次
第1章 名門校に席をおくな!
第2章 無知な者ほど面の皮が厚い?
第3章 抱擁力はセクハラのもと
第4章 ウワキショウは病気か
第5章 トドは出世しない
第6章 ヴュッフェはオシャレ?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆきのすけ
3
朝日新聞校閲部の方にお借りした一冊。間違った文字や語法がそのままだとどういう意味になるのか書いてあって面白い。特に「{略)肌は泡立ち、度肝は抜かれ……」の文とそれに対するツッコミがおかしくて、笑ってしまった。間違っているのは「泡立ち」の部分。残念なのは例文の誤りはわかりやすいけれど、正しくはどうなのかがわかりにくいところ。読めばわかるのだけれど、もう少しわかりやすくできるんじゃないかなぁ。2013/02/26
fukafkacraft
1
200頁に満たないスカスカ本。日本語の正しい使い方教室。稀に役立つ情報も潜んでいるが大部分は既知の情報だった。2016/10/31
doji
0
なかなか気づかないもので、、。かなり襟を正された気持ち。2015/09/19