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怪獣記

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062140775
  • NDC分類 457
  • Cコード C0095

内容説明

怪獣ジャナワールを探す著者を次々と襲う怪しい現象・事件…。そして湖に浮かぶ謎の黒い物体。未知動物・UMAを追って世界騒然!驚きの怪獣探索ノンフィクション。

目次

第1章 驚きのUMA先進国トルコ(フェイクか本物か…それが問題だ;奇縁の旅はじまる;謎めく「文化センター」とヌトゥク教授;クルド人問題とジャナワール)
第2章 ジャナ、未知の未知動物に昇格(ワン到着;コザック映像の真実;「アスパラガス・ビデオ」;頼りはUMAグルメ情報誌;ジャナワールの呪い?;暴走するガイドと運転手)
第3章 天国の湖(湖一周調査の旅出発;映像の村;クルドの熱い思い;「小説天台」誕生!;アウジ一族の陰謀)
第4章 謎の物体を追え!(謎の物体、発見!;立場大逆転;不惑の怪獣探検)
エピローグ 正体は謎に包まれて

著者等紹介

高野秀行[タカノヒデユキ]
1966年東京八王子生まれ。早稲田大学探検部在籍中に書いた『幻獣ムベンベを追え』でデビュー。タイ国立チェンマイ大学日本語講師を経て、「辺境作家」になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さつき

68
トルコのワン湖にいるかもしれないUMAジャナワールを探す旅。未確認生物には特別深い関心はないけれど高野さんの語り口が面白くて一気に読んじゃいました。UMAブームを作ることで何かから目を背けさせたい勢力や、観光に役立てたい人々など生臭さを感じるエピソードが続く中、信ぴょう性のある目撃証言や見てしまう人の報告もありドキドキが止まりません。ラスト近くには高野さん達が不思議な物体?と遭遇することに!!2007年の刊行ですが後日譚はないんでしょうか?気になります。2023/07/27

つらら@道東民

28
リアル川口探検隊!UMA『ジャナワール』もとめてトルコ・ワン湖までの旅はまさしく珍道中。現地クルドの民に爆笑されながら、奇跡の出会いを求める高野さんには運と笑いの神が微笑んでいるはずです。未知動物発見、可能性はゼロじゃ無いはず。リベンジを願います。クオリティの高い写真も一見の価値あり。読んで良かった。2014/02/27

ntahima

26
【蔵書再読】前回はトルコ怪獣探査記として楽しんだが、今回は怪獣のいる東部トルコ紀行として読み直す。それにしても謎の巨大生物ジャナワ―ルの故郷であるワン湖がクルド人地域であったというのが非常に興味深い。湿潤の国・日本に生まれた私だが、何故か赤茶けた大地に心引かれる。今回はジャナワ―ルでも、高野節でもなくトルコの田舎の風景を堪能した。口絵にある『焼きたてパン、蜂蜜、ハーブ入りチーズ、チャイから成るワンの朝食』が食べたくなる。それより先ずはトルコ焼酎ラクが飲みたい! ところで謎の怪獣は? 謎は謎でこそ謎!!!2016/03/08

アーちゃん

19
図書館本。今度はトルコへ怪獣ジャナワール探しの旅。きっかけは「ウモッカ」で知り合ったライターの方からの情報ですが、CNNサイトの胡散臭い映像と国会図書館で見つかった個人情報48人分丸出しのトルコの大学教授が書いたジャナワール本を元に現地ワン湖へ。取材をしている間に現地でも有名になる著者(笑)「小説現代」が「小説天台」、タカノさんがタコヤと間違える大らかさに思わず笑えました。クルド人問題もあるけれど、10年前のトルコはどこか長閑。できればまた著者に挑戦してもらいたいと思うのは私だけでしょうか。2016/09/06

すぎえ

9
トルコのジャナワールの真相を確めに取材旅行に行く40歳の高野氏。そこで取材をすすめていくうちにとんでもない展開になっていく。本書に自身の『自由』について高野氏が述べるとこがあるけれど、ほんとうの自由って好奇心と実行力で束縛とかそういったものをうちやぶっちゃうことをいうのかと思った。業があることを僕は楽しみにしています。2009/05/07

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