雑学のすすめ

清水 義範【文】/西原 理恵子【絵】

講談社（2007/06発売）

• サイズ B6判／ページ数 252p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062140324
• NDC分類 914.6
• Cコード C0095

内容説明

日本文壇史上最強コンビが贈る雑学エンタ！身近な食べものから文学、歴史、科学までウンチクがギッシリ詰まった一冊。

目次

コーヒーをどうぞ―世界最初のコーヒーショップはエジプトのカイロでオープン
ビール？それともワイン？―ビールもワインも発祥の地はメソポタミア
邪視という文化―自分の子供がほめられることをおそれるエジプト人
消えたネアンデルタール人―クロマニヨン人と交流のあった家族愛のある旧人
ピラミッドの謎―“階段”“屈折”“崩れ”などピラミッドもいろいろ
アルハンブラ宮殿の美―グラナダにあったイスラム国家ナスル朝の悲しみの造形
ドラキュラとお岩さん―『東海道四谷怪談』は“忠臣蔵”のサイド・ストーリー
ロリータって誰？―妖精のように可憐な少女は軽薄で砂糖菓子が大好きな十二歳
モーロ人とは何か―シェイクスピアとセルバンテスは同世代の作家
うどんでも食べながら―シルクロードを経由してパスタになったうどん〔ほか〕

著者等紹介

清水義範［シミズヨシノリ］
１９４７年愛知県生まれ。小説家。愛知教育大学国語科卒業。１９８１年『昭和御前試合』で文壇デビュー後、１９８６年『蕎麦ときしめん』でパスティーシュ文学を確立し、１９８８年『国語入試問題必勝法』で第９回吉川英治文学新人賞を受賞

西原理恵子［サイバラリエコ］
１９６４年高知県生まれ。漫画家。武蔵野美術大学在学中にデビューし、『まあじゃんほうろうき』『鳥頭紀行』など、独自の人生哲学に裏打ちされた鋭い視点で描く大ヒット漫画を連発。１９９７年『ぼくんち』で文藝春秋漫画賞受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[mimm]

古典から世界史まで、幅広い20＋おまけの雑学コラム。世界史の方はカタカナ多くて、理解するのが大変だったけど、広い知識にただただ引きずられた次第。西原さんのカットが箸休め的にいいお味だったんですが、大好きなほうとうをディスられてもやっとしたのも。

2019/01/04

[ひとみ]

大変面白く勉強になりました。人類誕生は、アフリカと思っていましたが本当は北アメリカだった、日本が朝鮮出兵のときに韓国にとうがらしを伝えたなど、新発見の連続でした♪イスラム教の考え方、名古屋人の気質なども面白かったです。

2015/11/27

[yk]

これも面白くてためになった。覚えておかないといけない話をメモ。コーヒーのTIPの話、ワインとビールの話、邪視について、ポンチ絵の語源、シルクロードで通じたもの、名前の起源、名古屋のおもしろさについてなど。他にもたくさん覚えておかないといけないことが・・・。このシリーズはけっこう読みごたえがある。それに加えて下品な挿絵！（褒め言葉）忘れないように極力早く再読したほうがと毎回思う。（が、そううまくはいかない）

2015/01/23

[ゲルダ]

物知り清水先生。西原サンのカットが毒があって良い視点から斬り込んでくる。これが見たくて。昔のアニメに出てきたクサンチッペはソクラテスの奥さんの名前と一緒だった。一番記憶に残った…

2009/12/03

[mk15]

21のテーマうち、半分ぐらいが自分の好みに合っていた。どんどん関連する話が広がっていって、著者の独自の考えが真実と違っていても面白い。

2016/10/23