出版社内容情報
『負け犬の遠吠え』『その人、独身？』に続く話題作！
30代、ラストスパート！
●「靴下をはいていない男」との食事
●ひらひらスカートの絶大なる効果
●日韓の「整形」意識の違い
●浮気と不倫の違いとは？
･･････などなど、気になるテーマばかり60篇を収録！
内容説明
３０代ラストスパート。「靴下をはいていない男」との食事、処女はこんなにいる！（ただし３０代）、ひらひらスカートの絶大なる効果、…などなど、気になるテーマばかり全６０篇を収録。
目次
「男は容姿」の時代
「わよ」と「だよ」
社員証は丸ノ内の風に揺れ
モー娘。とピンク・レディー
電車の中で若者に注意
大変な結婚、素晴らしい結婚式
大人とキャラクター
死んでもネクタイ外しません
風水頼みの整理術
「愛校病」に罹る理由〔ほか〕
著者等紹介
酒井順子［サカイジュンコ］
１９６６年東京生まれ。２００３年、『負け犬の遠吠え』で婦人公論文芸賞、講談社エッセイ賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミカママ
81
普通の人だったら気にも留めないであろう身近な出来事や物事も、彼女の手にかかれば「あるある～」という題材になってしまう。相変わらずお上手。ただしこういうのは週刊誌の休話的（なんて日本語存在するか？）に読みたいのであって、１冊にまとまってると、ちょっとしんどかったりするのでした。いやもちろん、これからも読みますが、酒井さん。2015/04/29
むぎじる
3
年代も近いので共感できる部分ががたくさんあって、おもしろかった。。「スーツ生活の憧れ」や「大人のコスプレ」なんて特によくわかる！人見知りだと書かれていたけれど、たくさんの親しい友人・知人がいなければ、これだけのネタは出てこないだろうな。人脈は宝だな～と改めて思った。2012/01/07
eneo
3
負け犬の同工異曲、というか、雑誌連載なので、時勢が透けて見える感じ。2009/01/19
よ〜こ
3
「負け犬の遠吠え」は酒井ワールドとして楽しめたけど、40歳にもなってまーだ言ってんのかという読者が歳を取っても筆者は変わらないの悲しい版な感じ。酒井さんはやっぱり「結婚疲労宴」「29歳と30歳のあいだには」が良くて「少子」が最高傑作“だった”と思っちゃいます。2008/10/06
私的読書メモ3328
2
著者と自分との視点、価値観との違いを興味深く思いながら読みました。自分では全く気づかなかったが正鵠を射ているように感じられるものもあれば、「ええ？ そんな風に考えるの？」と唖然とするものもあり、とても新鮮でした。2017/12/06
