未来のきみが待つ場所へ―先生はいじめられっ子だった

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  • サイズ B6判/ページ数 206p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062136723
  • NDC分類 K289
  • Cコード C8093

出版社内容情報

こんな教師が子どもを救う!
小中学校と卑劣ないじめを繰り返され、成績はオール1の落ちこぼれ。家庭内暴力と貧困に苦しみ、死ぬことも考えた――。絶望の淵からはい上がった<奇跡の教師>が伝える、生きる力を届ける言葉!
――道はいつか、必ず開ける。

第54回 産経児童出版文化賞 フジテレビ賞 受賞



宮本 延春[ミヤモト マサハル]
著・文・その他

内容説明

小中学校と卑劣ないじめを繰り返され、成績はオール1の落ちこぼれ。家庭内暴力と貧困に苦しみ、死ぬことも考えた―。絶望の淵からはい上がった「奇跡の教師」が伝える、生きる力を届ける言葉。

目次

第1部 痛みと苦しみの小学校(焼かれたランドセル;漢字ドリル;作文コンクール ほか)
第2部 もがき続けた青春時代(中学校の成績表はオール1;少林寺拳法との出合い;高校進学を断念 ほか)
第3部 動き出した運命の歯車(運命を変えた一本のビデオ;小学校三年の算数ドリルを始める;高校入学へ向けて猛勉強 ほか)

著者等紹介

宮本延春[ミヤモトマサハル]
1969年、愛知県生まれ。小学校の時、いじめで学校嫌いになる。中学1年の成績表はオール1。18歳で両親と死別、天涯孤独の身となる。23歳のときに偶然見たアインシュタインのビデオに衝撃を受け、小学生の勉強からやり直し、24歳で私立豊川高校定時制部に入学。恩師や周囲の支えもあり、27歳で名古屋大学理学部に入学、物理学を学ぶ。研究者の道を考えていたが、自分だからこそできることは、落ちこぼれの子どもの気持ちがわかる教師ではないかと思い直し、母校の高校教師になる。現在は妻と息子二人の温かい家庭を持ち、生徒からも厚い信頼を寄せられる教師として日々を過ごしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Lee Dragon

12
買ったその日に読み終わりました。平易な文で読みやすく、いじめの描写などは胸に突き刺さるものがありました。 自分の努力はまだまだだと反省させられたのがこの本の収穫です。そして、行動を生み出すために後悔しない目標を設定することを改めて考え直しました。 実際にお逢いしたことはありませんが、実は著者と私には接点があるのでちょっと親近感があります。2015/08/22

二条ママ

5
長女小3。独り読み。娘が本屋さんで見かけて、その場で立ち読みして、選んだ本。2019/04/15

ケ・セラ・セラ

5
小、中学校といじめられ続け、学業も九九から止まってしまった著者。学校へ行くことが苦痛でしかない日々。さらに10代で両親を失い、自分の居場所が見つけられない日々。けれども、どんなに過酷な状況が続いても、いつかある時、変わることがあるのです。人生の転機は人との出会い、目標との出会いによって訪れる。もちろん自らの努力なしで手に入るものではありませんが、今、暗闇にいる子どもたちにぜひ読んでほしい。職場の先生が貸してくださいました。2018/06/30

まげりん

4
こちらは、作者の過去が多かった。並々ならぬ努力をしたことがよくわかる。やりたい!という気持ちがどれだけ力になるかというのがよくわかった。目標って大事。2018/04/21

パーポ

3
この本を読んで思ったこと。よく辛い現実に耐え、この本を書いて残してくれた。生き残ってくれた著者に感謝。いじめ、両親の不仲、そして死別。また、成績もオール1と、人生のどん底を生きてきた著者。そんな彼が教師にまでなったいきさつを知ると、感動と勇気がもらえる。特にこの本で感銘を受けたのが、著者のいじめに関しての言及。彼がいかに人間を大切にしているかよくわかる。また、夢を持つことへの大切さを語っている。泣きながら読んだ。こんな人がこの世にいると思うとホッと心が温かくなる。2018/06/28

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