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三年坂 火の夢

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  • サイズ B6判/ページ数 380p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062135610
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

第52回江戸川乱歩賞受賞作。
兄が残した言葉の謎を追う実之。もうひと組、三年坂の謎を追う者たち。各々が東京に七つある三年坂の存在にたどり着いたとき、さらなる謎が明らかになってくる。

「三年坂で転んでね」――そう言って兄は死んだ。火の街を疾走する謎の人力俥夫。「隠された坂」が背負う運命とは?綾辻行人氏を震撼させた大型新人、堂々の登場!

内容説明

「三年坂で転んでね」―そう言って兄は死んだ。火の街を疾走する謎の人力俥夫。「隠された坂」が背負う運命とは?第52回江戸川乱歩賞受賞作。

著者等紹介

早瀬乱[ハヤセラン]
1963年、大阪府生まれ。法政大学文学部英文学科卒業後、大学受験のための英語講師となる。1991年からは大学受験予備校を自ら経営するが、その後、解散。2004年、『レテの支流』で日本ホラー小説大賞長編賞佳作となり、同作は角川ホラー文庫から出版される。2005年、『通過人の31』で江戸川乱歩賞最終候補となる。2回目の応募である『三年坂 火の夢』で、第52回江戸川乱歩賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

48
三年坂の方で前回納得できなかった部分があったので再読してみたのだけどやっぱり不可解だった。2013/10/16

あつひめ

46
早瀬さん初読み。江戸川乱歩賞受賞作だそうだ。20世紀を目前にした時代。彼らの目には20世紀とはどんなふうに映っていたことだろう。謎を重ねながら謎を解き明かす完全長編ミステリー。明治時代の東京を走り回る。坂にまつわる言い伝えやら様々な趣向を凝らしながら物語を展開していくが・・・ちょっと趣向を凝らし過ぎて中だるみを感じてなかなか読み進めなくなってしまったり。鍍金先生の登場でいくらか刺激になった部分もあります。いろんなことを下調べして抜かりなく書き進んだ様子もわかるし、他の作品も読んでみたくなりました。2011/12/11

ホレイシア

13
まだまだ未熟だが、雰囲気はいい。ある程度、東京の地名と地形(現在のだけど)がわかるので有利だったかも。うまく伸びていってくれるといいなと思う作家さん。2009/05/07

クボタ

12
「東京ダモイ」を読んで同じ時に乱歩賞受賞した作品と知り図書館から借りた。坂の話ばかりでタモリが喜ぶのではと思った。東京の地名が良く理解いていないのでどの辺りを歩いているのか想像出来なかった。読み終わって巻末に地図があったが時すでに遅し。悪くはなかったが推奨までは・・・。2016/07/02

igaiga

12
乱歩賞受賞作~。ですが、少し難しかったかな。イメージがわかず苦労しました。お兄さんの死とか面白そうな内容は転がってましたが、実之がイマイチぱっとせず、ほかの登場人物もぱっとせず。ちょっと苦労しました。2013/05/27

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