×××HOLiC アナザーホリック ランドルト環エアロゾル

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  • サイズ A5判/ページ数 194p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784062135092
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

NISIOISIN×CLAMP
それは<必然(ヒツゼン)>の奇跡(コラボレーション)!

西尾維新が挑む、小説版『xxxHOLiC』!
ノベライズ維新、西尾維新!

人 ひと ヒト
ヒトこそこの世で最も摩訶不思議なイキモノ――
……どれほど会いたいと思っても――
人は、死んだ人には、会うべきではないのよ」
侑子は――そして、上半身を起こす。
今度は、倒れることなく、無事に起き上がった。
卓上の携帯電話を、ひょいと手に取る。
「ここは、この場所は、願いを叶える店――
自分で願いを叶えることができる人は、
入ってくることも、視ることもできない……



西尾 維新[ニシオ イシン]
著・文・その他

CLAMP[CLAMP]
イラスト/原著

内容説明

それは必然の奇跡(コラボレーション)。西尾維新が挑む、小説版『×××HOLiC』

著者等紹介

西尾維新[ニシオイシン]
1981年生まれ。2002年、『クビキリサイクル』にて第23回メフィスト賞を受賞、デビューする。以降、デビュー作をシリーズ第一作とする『戯言シリーズ』で、10代から20代にかけての若い読者を中心に、エンタテインメント界の現在を代表する熱狂的な支持を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sk4

54
原作の『×××HOLIC』は見たことも聞いたこともなかったんですが、面白かったです。キセルを片手に流し目をぶっ放す黒髪美女の侑子さん、という原作の舞台で西尾ディレクターの演者たちが舞う、という感じなんでしょうか。 ライトノベルとは言え、「幸福を受け入れる義務」だとか「自分には嘘をつけなくても他人には嘘はつける」だとか「眼球地球論」だとか、多分に切れ込みの鋭いロジックが繰り出されてハッとさせられる。原作も読んでみたくなりました。2014/04/29

美羽と花雲のハナシ

35
漫画ホリックのノベル本。実に西尾維新らしい書き方だった。どことなく『化物語』を思わせるような軽快な会話と楽しいやり取り。もちろん、ホリックの世界観やキャラの個性もオリジナルに忠実に基づいている。ただし、百目鬼やひまわりが出れば、もっと賑やかだったのにな。幽霊の存在定義は科学的において立証することが不可能。あくまで、個人的主観と判断に委ねられる。しかし、存在しているかどうか分からないな幽霊よりも確実に息をしている人間の方が断然恐ろしい。願いを叶う為に対価を差し出す。その願いに秘められた真意はいかなるものか。2011/11/30

はる

31
好き嫌い別れそうだなと思いました。西尾維新もHOLICも好きだったから楽しく読み切れたけど、HOLICを好きで西尾維新を知らない人が見たら少し大変そうだなと。まあこれは後付けの感想ですね。西尾維新節が効いてて優子さんの魅惑的な感じが本当に素敵でした。視る視える世界について結構考えさせられました。2016/08/26

ぺぱごじら

31
CLAMP『×××HOLiC』の外伝ノベライズを西尾維新が書くという『個性のぶつかり合い』作品。四月一日はどうやっても四月一日であり、侑子さんは侑子さん。その個性はそのままに『西尾維新の脚本で演じる×××HOLiC』。やはり西尾維新の個性は強烈だけど、所々に『らしくない二人』が演りにくそうに出るあたりは、CLAMPの個性がしっかり残っているように感じた。どちらか片方のファンから見た場合『コレジャナイ感』を強く感じるんだろうなきっと。コレクターズアイテムだけど、質は高くてぼくは好き。2012/10/29

Kanae T

27
『×××HOLiC』が西尾維新の言葉で綴られ 言葉の魔術師やな~~~とあらためて再確認してしまいました。『×××HOLiC』も大好きやけどそれに+でより想像力を掻き立てられる西尾ワールドが繰り広げられ一層怪しげ。 本筋より脱線してしまうけど この装訂いいです。紙の質感がしっとりと指に優しく柔らかく 一ページの縦横のバランスも落ち着くし 二段の割り振りも流れが良い。 パールのかかった落ち着いた紫に金で型押しされた表紙の模様も怪しさをそそるし こそっとゴールドの花布も怪しくって好き!!2014/03/08

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