フィルム

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062134514
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ある街で、ある瞬間に偶然出会ってしまった人と人―。時に危険で、悲しく、エロチックに描かれた登場人物たちの仕事、恋、人生―。30年間も音信不通だった父親が死んだ。その遺品の中にあった一本のフィルム。そこに写されていたものとは…!?静かな感動が胸を打つ表題作「フィルム」ほか9編収録。

著者等紹介

小山薫堂[コヤマクンドウ]
1964年熊本県生まれ。日本大学芸術学部卒業。放送作家として「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」(ともにフジテレビ)「世界遺産」(TBS)など、数多くのテレビ番組を企画。2003年には「トリセツ」(テレビ朝日)で国際エミー賞を受賞。現在は雑誌連載や商品開発、ラジオパーソナリティーなど多くの分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

40
読み進めながら、似たような本を読んだ記憶がよみがえる。兄が好きだった都会的な男性を主人公にした作品を多く出していた作家さん。名前が思い出せない。高橋三千綱さん?小山さんを全く知らなかったのですが、読んでいて憧れる人が多いのではないかと、「タワシタ」の主人公と重なりました。独身の男性の日常が男性目線で描かれていて、軽く読めました。好きなのは「セレンディップの奇跡」。こんなサプライズ誕生日パーティーは、まさに奇跡。2021/11/10

るむ

6
恋する日本語以来、久々の小山さん。ほっこりしたり切なくなったりホロリとしたりする、そんな短編が10話です。青山や六本木あたりの地理が詳しく書かれていて、田舎者の私にはそれも楽しかったです。今度、エスプレッソに砂糖を一杯いれてみようと思いました。都会の話だけに全体的に皆さんがオシャレなので、ワインを飲みたくなります。苦手だけど。2022/04/20

むー

5
おしゃれー。とーきょーの人はまいにちこんな苦労をしているのか。私は生きていけない。という卑屈な自分がこれでもかとえぐり出されるおされ感。ぽすぎる。じょうずだけどね。そして何となく寂しさが後をひくのはさすが放送作家さんてことですかね。ほんと、おしゃれ過ぎて。2014/02/07

plum

3
あとがき;食卓は,思い出を記憶する”フィルム”に似ている。W座からの招待状の語り口を彷彿とさせる。衣食住で言えば,食。そこここで人との交流が描かれる。2023/10/09

てぶくろ

3
★★★☆☆ まあまあかな。2017/03/24

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