柳生双剣士

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  • サイズ B6判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062133890
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

肥前佐賀鍋島藩の杜村新吾丸は、剣がたつうえに、風貌が柳生十兵衛に瓜二つ。杜村十兵衛元厳と名乗っている―その報に、柳生宗矩が動き出す。そして、二人の十兵衛が巡りあったとき、事態は思わぬ方向へと進んでいく。若き日の柳生十兵衛が、兵法の理を極める過程で経験した、不思議な事件。著者、自家薬篭中の柳生を主題にした長編剣豪小説。

著者等紹介

多田容子[タダヨウコ]
1971年、香川県高松市生まれ。兵庫県尼崎市に育つ。京都大学経済学部在学中から時代小説を書き始め、大学3年の時、時代小説大賞に初応募、その後第7回から第9回まで連続して同賞最終候補に残る。第8回の最終候補作「双眼」を大幅に書きかえて、’99年、講談社より刊行し、作家デビュー。若手女流剣豪小説作家誕生と注目を浴びる。柳生新陰流二蓋笠会会員、同柳生新陰流小転中伝、居合道三段、手裏剣術も嗜む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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