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波に座る男たち

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  • サイズ B6判/ページ数 371p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062129596
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

食い詰めたヤクザの一家がクジラ捕りに!『黄泉がえり』の梶尾真治の新境地。

著者等紹介

梶尾真治[カジオシンジ]
1947年熊本県生まれ。’71年「美亜へ贈る真珠」でデビュー。主な著作には『地球はプレイン・ヨーグルト』(星雲賞)、『サラマンダー殲滅』(日本SF大賞)など。’00年刊行の『黄泉がえり』は映画化もされ一躍大ブームに
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi_N

24
痛快冒険小説。捕鯨って、そんなに悪いことなのか?くじらやに行こうか?2018/10/29

悪者みきこ

4
再読。サラマンダー殲滅の次に好きな梶尾真治作品!と言いつつ全然覚えてなかったけど(・_・;)とにかく後味の良さが魅力!表紙の鯨も好きだなー。2022/02/17

horuso

3
日本がIWCから脱退した今は、本書を読むのにちょっとタイムリーかも。資金繰りに追い詰められて鯨の密猟を企てるヤクザと、超武闘派の環境保護団体との対決が、悪く言えばバカバカしく描かれているのだから。ユーモア冒険活劇という帯の惹句がかなりぴったりな内容で、まあまあの出来。たしかに、岡本喜八に捧げられるべき内容か。子供の頃いくらでも食べていた鯨肉を、今はあまり食べられない現状を鑑みると、溜飲が下がる内容ではあった。いつもそうだが、今回も料理がうまそう。尾の身の刺身の信じられない旨さを思い出して喉が鳴った。2019/08/19

葉月94

1
漁師さんのお話かと思ったら、あこぎなことのできないやくざが、借金の代わりにもらった船が元捕鯨船と知り、鯨を取りに行くという話でした。環境保護団体の過激さが不気味。かつての名スナイパーがかっこよかった。女の子も。2011/01/05

oko1977

1
堅気な組長が率いる組が日本の食文化を守るべきと、鯨を捕獲しようとする。行動派の環境保護団体と中国の密漁船に狙われるが、最後は息子の治療薬の材料に鯨の脊髄が必要だったことを知り、組を助けるという物語。組員の一人を屠ったメフィストという鯨と、死んだ組員の恋人が波座士となって戦いが始まるところで物語が終わっている。PMG50アンチマテリアルライフルで環境保護団体の兵士の兵器のみを打ち抜く、源爺さんがかっこいい。2009/05/19

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