ミヒャエル・ゾーヴァの世界

ミヒャエル・ゾーヴァの世界

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  • サイズ A4判/ページ数 116p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784062129046
  • NDC分類 723.34
  • Cコード C0071

出版社内容情報

僕はこんなふうに、絵を描き続けてきた。
出版・広告・舞台・映画へとその活躍の場をひろげるベルリンの画家ゾーヴァが日本の読者のために語りおろした、絵について、人生について。未発表作品も含めた代表作45点を掲載。

1枚の絵から立ち上がる不思議な物語。笑いに満ちた空間。可愛らしさの奥にちらりと漂う毒気。ただならぬ気配。こみあげる懐かしさ。独特のオーラを放ち、絵の前に立つ者を立ち去りがたくする作品を発表し続けるミヒャエル・ゾーヴァが自作を語る。



ミヒャエル・ゾーヴァ[ミヒャエル ゾーヴァ]
著・文・その他

那須田 淳[ナスダ ジュン]
著・文・その他/翻訳

木本 栄[キモト サカエ]
著・文・その他/翻訳

内容説明

1枚の絵から立ち上がる不思議な物語。笑いに満ちた空間。可愛らしさの奥にちらりと漂う毒気。ただならぬ気配。こみあげる懐かしさ。出版・広告・舞台・映画へとその活躍の場をひろげるベルリンの画家ゾーヴァが日本の読者のために語りおろした、絵について、人生について。独特のオーラを放ち、絵の前に立つ者を立ち去りがたくする作品を発表し続けるミヒャエル・ゾーヴァが自作を語る。未発表作品も含めた代表作45点を掲載。

目次

1 着想―遊びから生まれたアイデア
2 基本―シンプルであること
3 転機―文章との出会い
4 可能性―新たな試み

著者等紹介

ゾーヴァ,ミヒャエル[ゾーヴァ,ミヒャエル][Sowa,Michael]
1945年7月1日、ベルリン生まれ。ベルリン芸術大学で芸術教育学を学んだ後、美術教師を経て画家になる。1995年、現代を的確に風刺した画家に与えられる、オラフ・グルブランソン賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

❁かな❁

143
『ちいさなちいさな王様』で初めてゾーヴァの挿絵の本を読み、独特な雰囲気の世界観に惹きつけられました♪それから『ヌレエフの犬』『クマの名前は日曜日』も読み、挿絵がとてもピッタリで素敵でした★お気に入りさんの感想からこちらの『ミヒャエル、ゾーヴァの世界』があることを知り図書館で借りました。多数の作品も観ることができとても良かったです♪『ちいさなちいさな王様』での名コンビのアクセル・ハッケが語るゾーヴァが可愛く面白かったです☆映画『アメリ』での作品のことも書かれていました!ゾーヴァファンの方にオススメです♡2015/04/09

Hideto-S@仮想書店 月舟書房

113
出版・広告・舞台・映画……風刺とブラックユーモアが効いた世界を様々な分野に広げるミヒャエル・ゾーヴァ氏が、日本の読者向けに語りおこした絵と人生。『着想』『基本』『転機』『可能性』の4章で構成され、代表作45点を収録。ややダークなトーンの風景に一つのサムシングを加えると、そこはゾーヴァの世界。作者曰く「背後に狂気を隠しているような笑い」だ。作者が語るように人間よりも動物を描く方がいきいきとしている気がする。ゾーヴァが描く人間はクレーアニメのキャラクターのように見える。それがまた不気味で魅力的なのだけど。2016/05/28

藤月はな(灯れ松明の火)

94
『アメリ』の美術も担当したちょっぴり、ヘンテコで浮遊した人生の可笑しみを描くミヒャエル・ゾーヴァーによるエッセー&画集。しかし、幼少期のゾーヴァーさんの服はお洒落で何て自由奔放な性格なんだ。「あんた、また、コソコソと酒なんか呑んで!今度という今度は承知しないよ!!」と怒鳴り声が聞こえてきそうな「銀河の笑い者」と「全体、進め!」な「じゃがいも倉庫へ」、「猫のブランチ」、「ヴォータン、闘犬の代用」が特に好き。舞台『魔笛』のセットを担当したという点では舞台『ミカド』を担当したエドワード・ゴーリーみたいだ。2017/10/28

greenish 🌿

76
『ちいさなちいさな王様』の挿画で知られるミヒャエル・ゾーヴァ。その独特の世界を自らが語る ---ゾーヴァの描く挿画は、重厚さと緻密さを兼ね備えた芸術作品に思える。が、よく見るとそこには、動物がいて、デフォルメされた非現実世界が広がっている。「奇妙な」とか「風刺が効いて」という形容がぴったりで、画をじっと凝視してしまう。動物を擬人化することで、ドラマ性を生み出したり、必要以上に感情移入させないことに拘っているそう。だからこんなにも想像力を掻き立ててくれるのですね。ゾーヴァの人柄・作品の魅力を堪能できました!2014/06/29

Natsuki

71
ミヒャエル・ゾーヴァ自身が語る画家の生い立ち。うまく言葉にはできないのですが、彼の絵に描かれる、悲しげで寂しげな中にあるちょっぴりのおかしみ。そこが好きなんだなぁと改めて思う。ゾーヴァの言葉を借りれば「・・・幻想的で、ちょっとグロテスクなメルヘン」。締め切り直前、お尻に火がつくまでのらりくらりと催促をかわすミヒャエル・ゾーヴァとアクセル・ハッケのやりとりはコントですね(^w^)夏休み最後のカ○オちゃんみたいで、親近感が湧きました♪2016/04/14

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