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パンプルムース!

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  • サイズ A5判/ページ数 66p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062128094
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0093

内容説明

江国香織といわさきちひろ、はじめてのひらがな詩画集。

目次

かけっこはきらい
あめのひ
せかいにとちゅうから
おれさまトカゲにいわせれば
パンプルムース!
にんげんぎらい
おとな
なくときはくやしいの
へいき
コップがひとつあります
ボール
きょじん
よくきたわね
せいけいをたてる
すみれ
おさけのみになるほうほう
これだけはおぼえておこう
ひなたとひかげ
こんぺいとうのみそはうすである
おはか
えいがかん
あかるいからだのなか
あたしのおおきさぶん
いえねずみ
ようじ
よのなか
おともだち
がいこくご
いつかあなたはおもいだすでしょう

著者等紹介

江国香織[エクニカオリ]
1964年東京都に生まれる。作家。1987年「草之丞の話」で毎日新聞社主催「小さな童話」大賞受賞。1989年「409ラドクリフ」で第1回フェミナ賞受賞。『こうばしい日々』で1991年産経児童出版文化賞、1992年坪田譲治文学賞受賞。同年『きらきらひかる』で紫式部文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、2004年に『号泣する準備はできていた』で第130回直木賞を受賞

いわさきちひろ[イワサキチヒロ]
1918年福井県に生まれる。東京府立第六高等女学校卒業。画家。藤原行成流の書を学び、絵は岡田三郎助、中谷泰、丸木俊に師事。子どもを生涯のテーマとして描き、9300点余の作品を残す。1974年死去。享年55歳
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

新地学@児童書病発動中

104
江國香織の詩といわさきちひろの絵を組み合わせた本。素晴らしい。いわさきちひろの絵が江國香織の詩にこれほど合うとは思わなかった。読んでいると、郷愁や童心を感じることが多いが、ときおり毒や苦いユーモア、寂しさなどが浮かび上がってくるところも良い。2014/05/18

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

66
☆5.0 この詩画集にあるものは、 削り、刻まれ、省かれた これ以上は無い“ひらがな”たち。 淡く、柔らかに、彩られた これ以上は無い“光と影”たち。 こんなにも極彩の音色に高められて 強く、そして、あたたかく、 何処からでも、何処までも 僕の心に乱反射してくる。 江國さんとちひろさんのひらがな詩画集です。2020/11/27

ぶんこ

63
江國さんの詩は初めてかもしれません。ほんの少し寂しさが漂うような不思議な感性と、ちひろさんの絵が違和感なく合っていて心が落ち着きます。かけっこ、コップ、雨、すみれ、お年寄りのお友達との海辺。いいな。2016/11/02

亜希

38
江國香織さんの文を目当てで手に取りましたが、いわさきちひろさんの絵が想像以上に良かった。今まで色々な場所で見たことはあったけれど、あらためて素敵だなぁと感じられるイラスト達でした。江國香織さんの詩で心に残ったのは「おとな」と「せかいにとちゅうから」。後者はよく意味がわからないけれど、響くものがありました。2016/07/29

35
とても素敵でした。江國香織さんのひらがなとカタカナの詩も、いわさきちひろさんの絵も柔らかくて綺麗でした。寂しくふんわりとした詩はどれも良かったですが、特に「おさけのみになるほうほう」が好きです。おとな、と感じました。2016/02/27

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