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人間は考えるFになる

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062125802
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0093

内容説明

哲学・超文系、建築・超理系、絶妙「文理」対談―ここでしか読めない書き下ろし短編小説。

目次

絶妙「文理」対談(教授・助教授「書く」語りき;大学はやっぱりミステリィ;趣味は工作、コンピュータ;友達は必要か!?;(売れる)ミステリーの書き方)
短編小説 消えたボールペンの謎(土屋/賢二)
短編小説 そこに論点があるか、あるいは何もないか(森/博嗣)

著者等紹介

土屋賢二[ツチヤケンジ]
1944年岡山県生まれ。東京大学文学部哲学科卒。独特な“お笑い”哲学エッセイで知られる。現在、お茶の水女子大学教授

森博嗣[モリヒロシ]
1957年愛知県生まれ。1996年、第一回メフィスト賞受賞作「すべてがFになる」でデビュー。現在、某国立大学工学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フユコ

43
あまり合わず途中でやめちゃった。 僻みがところどころ会話に見え隠れしているように私には見えてしまい、読み続けられなかった。

へくとぱすかる

41
森先生の創作の秘密が明かに、とはいっても、創作ノートもなく、とりあえず書き始めるというところに、大いに安堵と共感を覚えました。特筆すべきは、哲学者・土屋賢二の初めての小説、しかもミステリが読めること。前段の森先生との対談で煮詰められたセオリーが、律儀に生かされているのはさすが。ユーモア、しかも日常系作品として楽しめた。それにしても大学の先生って大変なんだ。2017/01/23

Tadashi_N

19
正反対の人だからこそ、合う部分がある。2016/02/17

めり

17
とても面白かった!土屋先生の書き下ろし短編小説が面白くて好み。いつかエッセイも読んでみたいと思う。森博嗣の「売れるミステリーの書き方」が目当てでしたが最後の短編小説はさすがでした!!思わず二度読みしてしまった。久しぶりの森ミステリィにワクワクしてとても楽しかった!相変わらずぶれなくて素敵。2018/10/16

ぺぱごじら

17
『子供みたいな好奇心の塊を持った大人同士の対談』という印象。分野が異なる互いの学問について、恥じることなく『わからない』を前面に出して会話できる『大人の見栄に勝る好奇心』が旺盛な活動の素になっているのだろうなぁと感じる。ぼくより10以上歳上の二人ともが技術・思想というベクトルは違えど『終わりのない学問』に没頭し、ただ一つの我欲が『研究をつづけさせて欲しい』だから、読んでいるこちらも益々向上心と好奇心を刺激される。2013-1682013/10/28

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