チルドレン

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  • サイズ B6判/ページ数 289p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062124423
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

こういう奇跡もあるんじゃないか?
まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。

吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第1作!

短編集のふりをした長編小説です。帯のどこかに“短編集”とあっても信じないでください。
伊坂幸太郎

2005年本屋大賞 入賞作



伊坂 幸太郎[イサカ コウタロウ]
著・文・その他

内容説明

まっとうさの「力」は、まだ有効かもしれない。信じること、優しいこと、怒ること。それが報いられた瞬間の輝き。ばかばかしくて恰好よい、ファニーな「五つの奇跡」の物語。吉川英治文学新人賞作家、会心の受賞第一作。

著者等紹介

伊坂幸太郎[イサカコウタロウ]
1971年、千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。200年、『オーデュボンの祈り』で、第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞してデビュー。独自の作風で注目を集め、2003年の『重力ピエロ』では、熱烈なファンを生んだ。2004年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

335
伊坂幸太郎は新作中心に読んでいる作家です。今回新作『サブマリン』を読む前に未読の本作を読みました。12~14年前に書かれた作品ですが、良い意味で著者の普遍性を感じます。オススメは表題作の「チルドレン」です。本作で家裁調査官という職業があることを初めて知りました。近々読む予定の続編『サブマリン』にも期待したいと思います。2016/04/17

紫 綺

182
てっきり読んだものだと思い込んでたが、未読だったようだ。しかし、何編かは他に掲載されていたのだろう、既読の記憶(笑)。陣内の自由奔放、唯我独尊ぶりが羨ましい。2016/06/15

ゆみねこ

146
陣内のキャラクター、面白い! ただ、この人が自分の家族とか親戚だとちょっと困るかな?永瀬さんと盲導犬のベスが大好きです。サブマリン、まだまだ読むのは先になりそうですが、楽しみに待ちたいです。今川焼きの屋台が登場したけれど、オーファーザーのあの人かな?2016/06/29

毛利武良

134
☆☆☆☆☆ 最近自分らしさを出す事を無意識に控えていた気がする。大人になったって言い方もあるんだけど、もっと自分らしさを出していいよね。そう思えた。ホンモノのクマに殴られたら死ぬけど、アレなら素手で殴られるよりソフトなんじゃないか、そんなことも考えちゃった。いい大人が読むべき話だね。子育てについても考えさせられるよ。自分が子供を作るか作らないかじゃない。大人がカッコよければ、子供は大丈夫なんだ。2013/08/29

ヨミー

117
予約待ちの「サブマリン」が「チルドレン」の続編と知り、今更ながら初読。陣内さん、破天荒で支離滅裂でも決めてくれる感じ、いいですね。短編集のふりした長編小説。テンポもよく面白かったです。中でもチルドレンⅡが一番良かったです。伊坂幸太郎作品もこれで6作品目。「サブマリン」はもちろんですが、他にも読みたい作品があるので楽しみです。2016/06/10

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