内容説明
ブレアは断を下し、窮地に立たされた。小泉首相は決断すらも放棄した。英国首相の苦闘から、日本の不幸が見えてくる。
目次
第1章 ダウニング街十番地の夏(首相として、父親として;情報操作担当官 ほか)
第2章 インテリジェンスの落とし穴(三大情報機関;歴戦のスパイ ほか)
第3章 亀裂(戦争反対同盟;反戦デモ席巻 ほか)
第4章 選択のとき(パレスチナ会議;査察報告 ほか)
終章 去りゆく者たち(博士の自殺;キャンベルの辞任 ほか)
著者等紹介
山本浩[ヤマモトヒロシ]
1963年、京都府生まれ。大阪外国語大学卒。NHK入局後、神戸放送局、報道局国際部を経て、’94~’97年カイロ特派員、’98~’03年ロンドン特派員を務める。現在は報道局国際部に所属
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