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明解!経営分析バイブル―財務諸表をスラスラ読みとくための52章

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  • サイズ A5判/ページ数 256p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784062123365
  • NDC分類 336.83
  • Cコード C0034

内容説明

近年の財務諸表は、連結会計・税効果会計・キャッシュフロー会計などの相次ぐ導入により、超難解なものとなっている。会計ソフトを使えば、数十にものぼる経営指標を瞬時に求められるとはいえ、その意味する内容がわからない。自力で読み解く力がほしい、と誰もが訴える。そこで、翻訳ツールとして登場するのが、経営分析である。複雑な会計手法がクリアに理解でき、数字の向こう側にある企業の真実の姿がたちどころに見えてくる。誰でも使えるプロのノウハウを大公開。

目次

第1部 経営分析の全体像を知る(経営分析には2つの体系がある―収益性分析と、キャッシュフロー分析;収益性と資金繰りのトレードオフ関係―長期的には比例、短期的には反比例 ほか)
第2部 収益性分析が突破口になる(もうけは利益によって表わされる―こんなにいっぱいあっては、わかんなぁい;事業利益は収益性を最もよく表す―収益性分析の入り口はここです ほか)
第3部 キャッシュフロー分析が厚みを与える(あの企業の資金繰りは盤石か―収益性との関係を再確認しよう;流動比率200%、当座比率100%は一応の目安―焦げ付き債権と不良在庫に気をつけろ ほか)
第4部 税効果会計が新しい経営分析の世界を拓く(税効果会計を商品取引にダブらせて理解する―税効果会計を、粉飾決算の道具にさせないために;繰延税金資産は、将来発生する税金の相殺請求権―業績予想が悪いと、当期負担税率は上昇する ほか)
第5部 放課後の喫茶室(中小企業向けの経営分析で気をつけること―オーナー社長の役員報酬と個人資産を捕捉せよ;粉飾決算と「真実の貸借対照表」―会計監査とのイタチごっこ ほか)

著者等紹介

高田直芳[タカダナオヨシ]
昭和34年生まれ。栃木県小山市在住。某都市銀行勤務を経て、平成9年公認会計士開業登録。現在、高田公認会計士事務所所長兼CPA Factory Co.,Ltd.取締役社長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

102
企業の経営分析の本です。バイブルというのは少し大げさすぎる気のするのですが、財務諸表を一通り勉強しようという方にはわかりやすい本だと思います。全52章に分かれていてそれぞれ数ページで読むことができます。またキャッシュフローについてまでかなり詳しく書かれていて参考になります。2016/09/29

flat

3
訳注の分量が本文に迫る量になっているのが珍しい。内容はかなり踏み込んだ所まで書いてあり、そういう視点があるのかと読んだ。作者の寒い川柳にさえ耐えられれば良書。初学者の入りでも良いし、ある程度の知識がついてから読み返しても良いと思う。2019/04/20

万次郎

1
分かり易く、バイブルという程でないというレベル感。筆者お気に入りの資金運用表は馴染がなく、取っつきにくいが、キャッシュフロー計算書に関する記述が割合厚い感じがして良い。何度か読まないといけない書籍。税効果会計は、分かり易く書いてあるんだろうけど…厳しいです。2020/05/22

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