北東北のシンプルをあつめにいく

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062123235
  • NDC分類 596.04
  • Cコード C0095

内容説明

きっと訪ねたくなる。もっと知りたくなる。時間をかけて追いかけて白木のお櫃のしっとりと色がなじむように堀井さんちにしみこんでいく、日本の味とデザインたち。

目次

秋田の5月(田んぼの鷺;5月25日の朝ごはん ほか)
秋田の夏(小茄子の漬物;いもの子の味噌汁 ほか)
きりたんぽの季節(キンタケとハツタケの辛煮;川カニの甲羅味噌 ほか)
初冬のscene(秋田から盛岡へ;五城目町の朝市 ほか)
東北のデザイン(光原社を訪ねたら;曲げわっぱのお櫃 ほか)

著者等紹介

堀井和子[ホリイカズコ]
1954年、東京生まれ。上智大学フランス語学科卒業。中学生の頃からの料理好きが高じて、料理スタイリストになる。1984年から3年間、夫の仕事でニューヨーク郊外で暮らす。帰国後、シンプルで洒落た食情報や料理を紹介。おいしいと思ったもの、素敵だと感じた生活空間を、写真、文、イラストを自ら手がけて伝える単行本が人気。その徹底した美意識と、文章の行間がかもし出す自由な雰囲気に惹かれ、熱烈なファンも数多い
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

pohcho

53
本棚の本を久しぶりに再読。堀井さんのご主人の実家のある秋田の食を季節とともに、また光原社を中心とした盛岡の工芸品について、美しい写真と文章で構成された本。旬の野菜や山菜、きのこ。そのみずみずしい口当たり、繊細で微妙な香気。地方の食は、その時期にその場所にいるからこそ味わえる、驚きと美味しさに満ちている。新鮮な比内地鶏を取り寄せて作るきりたんぽ鍋は是非食べてみたい。手仕事の工芸品もとても美しくてうっとり。眺めるだけで和やかな気持ちになれる一冊。2020/05/13

ichi

31
【図書館本】岩手県盛岡市にある「光原社」という民藝品のお店。わざわざ訪れたことがあり、また行ってみたいなぁ。と思いました。仙台にも分店のような感じの「仙台光原社」があり、大好きで度々お邪魔させていただいてます!2015/05/01

野のこ

23
モノでも料理でも素っ気ないシンプルではなく、ずっと好きでいる温かいシンプルを大事にするってあこがれます。「一番おいしくて贅沢な朝ご飯は秋田でこしらえた母のごはん」と言う夫の母の献立、その土地の食材に素朴で丁寧な料理がとても美味しそうでした。なんて白玉のつやつやと美しいこと!鯛とじゅんさいの鍋、きな粉のちまきが特に気になりました。きりたんぽは食べたことがないので家庭の薄味で食べてみたいです。あと表紙のイタヤ馬が素敵、北欧のクリスマスツリーにも似たような飾りがあるらしくそちらも見てみたいです。2017/03/27

ミス レイン

10
どこかですれ違っているのでは?というくらい近所のことなのに、どこのこと?と思ってしまうほど、堀井さんの目から見た県外者としての色々な感動や新鮮さや提案が記されている。この半分程の視線や気付きがあれば秋田はもっと変わるだろうに、地元だけにあるものになかなか価値を見いだせない県民性…。今年はイタヤ馬のリース作ってみたくなった。会社には昔、川ガ二の日があり、全員で川ガ二を獲ってきて生きたまま甲羅ごとすり潰して団子にして食べる日だったそう。楽しかったそうだが、堀井さんの義母さんのように囲炉裏で炙る方がいいな。 2014/01/27

memo

7
北東北となっていますが、実際には秋田と岩手のみ。青森は出てこなくて残念です。とはいえ、憧れの光原社、素敵だなぁ。やっぱり行きたい!郷土料理って当たり前になってしまって良さを忘れてしまいがちですが、改めて見直してみたいと思います。やはり秋田も「年とり」は一緒なんだね。北東北特有かな?2011/07/24

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