内容説明
心のエグザイル(放浪者)が三十余年にわたり書き綴ってきた「目標」と「欲望」。あなたの進むべき道、行くべき場所を模索するリストがここにある。
目次
ファッション・モデルと付き合う
1000冊の本を読む
アマゾン川をイカダで下る
イルカと泳ぐ
原宿に自分のサロンを作る
ギャンブルでメシを喰う
映画を5000本観る
エベレストを間近に拝む
ヒッピーになる
南の島で放浪者たちの集うバーを開く〔ほか〕
著者等紹介
ハリス,ロバート[ハリス,ロバート][Harris,Robert]
1948年横浜生まれ。高校時代から国内をヒッチハイクでまわり、68年にシベリア鉄道に乗ってモスクワに渡る。ヨーロッパからインドまで半年間の旅をする。大学卒業後、71年に日本を後にして、東南アジアを放浪する。バリ島に1年間滞在後、オーストラリアに渡り、88年まで16年間滞在する。シドニーで書店&画廊「エグザイルス」を経営する。その後、テレビ・映画の制作スタッフとして活躍し、香港で映画制作に携わった後、帰国。92年よりJ‐WAVEにてナビゲーターをつとめる。音楽とカルチャーをベースにして執筆・出演などの幅広い活動を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
64
1/4イギリス人のクォーター。日本名は平柳進。世界中を旅し、普通の人が出来ないようなことを次々と体験している。19歳の時に「やりたいこと」100のリストを書きはじめる。具体的にやりたいことを書き記すことで多くの事柄をなしとげられたのだろう。リストを書いてみるにしても著者のような奇抜な内容は思いつかないと思う。濃い人生だと思う。2014/08/08
Tadashi_N
34
言葉になると実行しやすくなるのかも。ストイックな深夜特急とは違い、ヒッピームーブメントにどっぷり浸かっている。2018/01/11
はふ
23
「夢」と聞くと、素敵だな!と感じる人もいれば、クサイなぁと感じる人もいるだろう。同じ言葉でも、これまでどのように育てられ、どのような生き方をしてきたかで捉え方が変わる。 人生の100のリストを書くことは、過去を一切度外視し、自分がこれからどのように生きていきたいかを示してくれるコンパスになる。多くの人の人生は、「できなかったこと」や「我慢してきたこと」によって作られてきたが、「もしできたら?」と未来へ可能性を見出すことによって、既成概念が外れ今までとは、まったく違った方向に舵を切り出すことができるのである2024/04/10
NOIR
18
作者さんの生き方は何だか色々と行動が上を行き過ぎてて全然参考にならない^^; 恐れとか迷いは無いのだろうか?こんな人生の送り方してる人も居るんだ!、と色々考えさせられながら読み終えました。無茶苦茶な人生に思えたけれど、海外を放浪したり、仲間に囲まれたりと、生きることをただただ楽しんで来た体験記にワクワクする話もいくつか。昔書き始めて断念してしまった、やりたいことリストをもう一度引っ張り出して書きたくなりました。2019/09/07
ヨータン
14
100のリストの内容が壮大。中には刑務所に入るとか男と恋をするとか奇抜過ぎて、ひいてしまうのもありました。それと時代が時代だからかもしれないけど、あまりにもヒッピー色が出過ぎていたかも。でも普通の人が思いつかないリストばかりで、面白かったです。2015/06/22