内容説明
教育崩壊、権威失墜、不可解な大学人事。青天の霹靂で学部長となった哲学教授は初めて忙しくなり社会的発言にも軽みを増す。お笑いエッセイ、上級者仕様。
目次
お茶の水女子大学はどんな人間を生み出してきたか
学部長に就任して
学部長からのメッセージ
新学部長紹介
希望の星逝く
二十世紀はどんな世紀だったか
独裁者のいろいろ
女は選び上手である
神経の太い男
モテる男の条件〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーローズ
2
学部長時代の文章。あまりに忙しすぎて、論文読みながら居眠りできなかったらしい(笑)同僚教授の話がよい。2011/10/06
きのやん
1
著者の初期のエッセイには衝撃を受けたが、何冊も読んで慣れてしまうと特に面白いわけじゃないし、読んでも得るところは何もない。たが、頭休めにはちょうどいい。脳の箸置き的な本ってとこかな。2023/11/03
samandabadra
0
最初の講演、最高に面白かったです! 2009/12/01
ひらがげんなり
0
安定した面白さ。2015/06/19
sakamoto
0
肩肘ぬいて読めるエッセイというか雑文集。前にエッセイに書かれていたシンポジウムの結果が分かります。ユーモアというのはこういう文章のことを言うのだと思います。俗っぽさのバランスが素晴しい。2013/04/07