内容説明
敗戦で味わった解放感、安保反対・反戦平和運動の熱狂。いつも現場にいながら、私が見誤っていたこと。GHQと大新聞、吉田茂・岸信介・池田勇人の言動を辿り、日本人の歴史感覚を問い質す「田原現代史」。
目次
序章 私が体験した「憲法」「安保」「左翼」
第1章 大新聞はなぜ戦後の弾圧を総括しないのか
第2章 吉田茂―弱者ゆえの恫喝
第3章 岸信介―「反動政治家」の正体
第4章 池田勇人―エコノミック・ポリティクスの功罪
第5章 社会党―「反戦平和」政党の没落
著者等紹介
田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、テレビ東京を経て、77年フリーに。現在は政治・経済・メディア等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている
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