内容説明
大手プロレス団体のスターが試合中に死んだ。自殺か。他殺か。「最強」を夢見る新米レスラー・山田聡は、真相に迫れるか。第４９回江戸川乱歩賞受賞作。
著者等紹介
不知火京介［シラヌイキョウスケ］
１９６７年、京都府生まれ。大阪大学経済学部卒。監査法人に約三年半勤務。退社後、飼料工場員、旅館従業員、学習塾教師、家庭教師、森林組合職員など、さまざまな職業を経たあと、２００３年、『マッチメイク』で第４９回江戸川乱歩賞を受賞
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感想・レビュー
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ｉｇａｉｇａ
9
乱歩賞受賞作ということで手に取りましたが面白かったっ！！(〃∀〃)プロレスが好きなので面白さ２倍！純粋無垢な私(?)は当時、プロレスというのはいつでもどこでも真っ向勝負だと思ってました。しかし・・・聡もそう思っちゃダメでしょ(￣ω￣*)丹下さんや静香さんもいい人だったなー。2013/06/29
スパゴー
7
プロレスが題材のミステリーで江戸川乱歩賞受賞。プロレス好きなので実在のレスラーを想像させる登場人物の名前や興行の裏側を見せながら事件が展開していくのが楽しかった。男性の「強さへの憧れ」は永遠なのかも…。2014/12/03
もりの
6
プロレスが苦手なので読んでて想像して痛くなってきた。主人公の成長ストーリー？ちゃんとミステリーとしてのトリックもあったけど、途中から身が入らざずパラ読み。2021/09/27
KEN301
6
プロレス絡みの殺人事件。江戸川乱歩賞は、飽きさせないですね。青春もの？、ミステリー？。どちらでもいいけど楽しめました。2018/04/06
red
5
江戸川乱歩賞受賞作かつプロレスかつミステリー、という個人的に好きなものが合わさった作品。衆人環視のプロレスの試合中に倒れるレスラー、自殺としても他殺としても手段に謎が・・。「プロレス」独特のエンターテインメントな部分も絡んで謎解きが進められていく。それぞれの役割をプロとしてこなしていく様が、プロレスファンとしては少し露骨で嫌な気もしなくもないが、プロレスミステリーという貴重なジャンルの作品を書いてもらえただけでもありがたい。2024/02/17
