出版社内容情報
13歳の少女が書いた非戦を願うメッセージ戦争で犠牲になるのは、自分とおなじくらいの子どもたち……。平和集会で拍手と歓声をわきあがらせた、一少女がまとめた《イラク戦争》についてのレポート。 小学上級から
内容説明
2003年2月3日、カナダ国境に近いメーン州で行われた町の平和集会。イラク開戦が目前に迫り、国民の多くが戦争を支持しているという報道のなか、自分自身で調べ、考え、まとめあげた非戦スピーチを読み上げることは13歳の少女にとって大きな勇気が必要だった。しかし、自分の気持ちに誇りを持ち、堂々と読み上げたこのメッセージは、大きな拍手と歓声に包まれた。そして瞬く間にインターネットを通じて各国にひろまり、いまや世界中の人々から熱い共感の声が寄せられている。自分の声を世界中の人がきいてくれた―。もう少女にためらいは、ない。
著者等紹介
アルデブロン,シャーロット[アルデブロン,シャーロット][Aldebron,Charlotte]
アメリカ北東部のメーン州にすむ。弁護士である母親の仕事の関係で、スイスで生まれた後、アフリカのザイール(現コンゴ)、マリ、中米ハイチと移り住んだ。2003年2月に地元の教会で行われた平和集会で、“What About the Iraqi Children?”が本人によりスピーチされ、拍手と歓声に包まれた。今、彼女の元には世界中から共感のメールが届く
森住卓[モリズミタカシ]
1951年、神奈川県生まれ。フォトジャーナリスト。旧ソ連の核実験場を取材した『セミパラチンスク』で日本ジャーナリスト会議特別賞受賞。イラクの取材は1998年から続けている
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感想・レビュー
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