出版社内容情報
梨屋アリエの《真骨頂ワールド》待望第2弾「強弱記号のピアニッシモよりもっと小さい音……その淡い音が確実に存在している証をはなってあげたい」。松葉と紗英の関係は五線譜の上でどんな曲を奏でるか 中学・高校
内容説明
いちばん弱い音が、いちばん強く心に響く。講談社児童文学新人賞受賞作家待望の第2弾。
著者等紹介
梨屋アリエ[ナシヤアリエ]
1971年、栃木県小山市生まれ。東京都在住。「でりばりぃAge」で第39回講談社児童文学新人賞受賞
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感想・レビュー
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Natsumi
3
図書室
柚桜
2
いちばん弱い音が、いちばん強く心に響く--この言葉が何とも心に響きました。現代の子供の気持ちが丁寧に描かれています。早く大人になりたいわけではないけれど、子供のままでは不自由なことが多すぎて。たくさんの色んな物を抱えて押しつぶされそうになるけど一心不乱につっぱしる。そんな事ができる子供時代を感じました。2007/04/14
きよりん
1
う~~ん(ーー;) 私には、あわないかな。思春期特有の感情といっても、 主人公や紗英、同じ年代の親にも共感出来なかった。2012/02/10
みづき
1
わたしが初めて、同性にどうしようもなく惹きつけられる感覚に共感でき、意識した1冊。 読めばわかるが恋愛感情という意味ではなく。2012/01/07
yumiha
1
思春期のやっかいな反抗は、周りの大人たちの俗物さに対する違和感を通した自己確認かな?読み終えて『ピアニッシモ』ではなく、『ピアニッシシモ』だと気づいた(^^;2009/11/16
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