桜宵

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062117852
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

今夜も“香菜里屋”で、ひとつ謎が明かされた。旨いビールに、しゃれた酒肴。そして何よりこの店には、事件を読み解く心がある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ベイマックス

79
『香菜里屋』シリーズ、5つの短編集。最後の「約束」は後味の良くない作品でした。人間の闇とはいかようか…。2021/05/07

mura_海竜

78
料理人工藤の手でつくられる料理、美味しそうでした。5篇の短編集。北森さん2冊目(多分)。会社や友人に関しての謎を解いて行く。三軒茶屋の隠れ家的な『香菜里屋』、店主工藤。客はアルコール度数の違うビールが4種類。手の凝った酒肴。そこで客と交わす会話。『約束』が良かった。肌寒くなってきているこの時期に読んで良かった。松茸の春巻?リサイクル図書。2016/10/14

hirune

52
暖かいことも冷たいことも醜い想いも色々詰め込んだ大人のミステリーです。でも最後の「約束」の女性の身勝手さは恐ろしかった。最後には出張までするマスターの料理は、相変わらず美味しそうで羨ましい。香菜里屋の常連が段々増えていくわけだ。そのうち常連が入りきれなくなるかも知れませんよ☆2014/06/17

藤月はな(灯れ松明の火)

51
もうすぐ、念願の二十歳=酒解禁になります。そしてとある本情報雑誌に載っていた工藤さんのイラストでの「氷を入れたビール」という変な言及の意味を確かめたくて香菜里屋シリーズを読みました。真相はアルコール度数12のビールにロックで飲むそうな^^ビールの描写だけでなく、つまみが美味しそう且つすぐに作ってみたくなります><1,2話は不穏そうなのにほのぼのできる話に対して残りは真っ暗。「旅人の真実」は確かに恩着せがましくも鈍感で屈辱的。特に最後の話は最初の話の二人の幸せそうな様子にこちらも微笑ましくなったのにorz2012/09/07

七色一味

47
読破。なんと、シリーズだったのか! とびっくりしてみたりして…。まぁ、基本日常ミステリを扱う連作短編集なので、どこから読んでもよさそうな感じではあるんですが、『桜の下にて春死なむ』を読んでおけば、もう少しバックボーンが深まったのかな。香菜里屋の登場シーンを、ちょっと読んでみたくなった。"AVANTI"みたいな、ちょっとオサレな感じなんだろうか^^2011/12/30

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