悪戯王子と猫の物語

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悪戯王子と猫の物語

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  • サイズ A5判/ページ数 86p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062115810
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

美しくミステリアスな珠玉の20篇。

著者等紹介

森博嗣[モリヒロシ]
愛知県生まれ。1996年「すべてがFになる」でデビュー以来著作多数

ささきすばる[ササキスバル]
山口県生まれ。イラストレータとして各誌で活躍中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

63
ト―マという名前の犬を飼っている二人が作った立体感あるイメージと洒落たショ―トショ―ト。波の音が聞こえるという『美智子さんの筆入れ』が良かった。2016/07/05

九月猫

49
再読。2018年猫の日読書本。【にゃんこ祭り】参加1冊目。猫の印象が強かったんだけど、あらためて読むと猫の登場は記憶より少ない。イラストにはあちこちいるけれど。この猫の印象はどこからくるんだろう?プロローグと一話目「ぬめぬめの玉」、冒頭ふたつが私には猫のことのように思えるせい?本当に猫のお話の「クリスマスイブ」がとても心に残るから?いや実は私が最初に読んだ文字は溶けてしまって、今回読んだのはまったく違うお話なのかもしれない。今回読んだお話も閉じた本の中で今ごろ溶けてしまっているのかも。ね。2018/02/22

bura

40
読友さんの感想を読んで。森博嗣の文章と、ささきすばるのイラストで創られたまさに大人の絵本。それぞれの20の短編は不思議な輝きを放っていた。ささきすばるの幻想的なイラストもその世界を広げて行く。「海岸を歩く」「ジェットコースター」「月の缶詰」「美智子さんの筆入れ」「6番目の女」「クリスマスイブ」等々…。 2019年最後に読んだまさにクリスマスプレゼントのような一冊でした。2019/12/30

エンブレムT

25
どこかが歪んでいるけれど詩的で美しい文章と、どこかに魔が潜んでいるような美しいイラスト。本を開けている間ぞわぞわと落ち着かない気分が続くのだが、閉じるとなんとも言えない余韻が残りました。「読んだら文字は消えてしまう。一度しか読めないんだよ」背中に羽のある退廃的な王子が、同属の猫に読み聞かせてあげている。まさにそんな感じの絵本でした。2010/03/15

深青

19
森さんがおくる不思議で奇妙な大人の絵本。言葉の響きが好きです。じっくりじっくり読みたくなります。2016/03/10

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