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ワシントンハイツの旋風

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  • サイズ B6判/ページ数 351p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062115711
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

ひたむきに働く、ひたむきに生きる。それが昭和の青春。山本一力、自伝的青春小説。

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
昭和23年、高知県高知市生まれ。平成9年、『蒼龍』(文芸春秋)で第77回オール読物新人賞受賞。平成14年1月、『あかね空』(文芸春秋)で、第126回直木賞受賞。中学三年の春、上京して、渋谷区富ヶ谷の読売新聞専売所の住み込み配達員に。米軍家族住宅のワシントンハイツ(現在の、代々木公園、NHK放送センターなどがある一角)が新聞配達の担当区域だった。都立世田谷工業高校電子科を卒業後、10年間、近畿日本ツーリストに勤務。その後、さまざまな職業を経て、平成9年、作家としてデビューし、今日に至る
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぶんこ

35
作者の自伝と思われます。 女性としては、正直共感出来ない内容でした。 女性面はともかく、会社の預かり金でギャンブルする場面で、激しい嫌悪感に襲われました。 才能あるだけに、ギャンブルに自制が効かない性格が、今後に響かないようにと願うばかりです。2015/01/26

ninico

2
時代物で知られる作者が高度経済成長期の東京を描いた小説。主人公に田舎から出てきた男性を配することで、当時の東京のパワフルな空気を存分に伝えるのに成功している。旅行代理店という仕事も経済成長に従い右肩上がりに業績を伸ばしていく業種で主人公が仕事を認められていく過程と相俟って爽快。惜しむらくは時代の空気を追うことに終始し人物を深く掘り下げていない点。主人公一人に能力を盛り込みすぎ、ご都合主義ではと思う部分も。彼を取り巻く女性達やその周辺ももう少し掘り下げて欲しかったが時代の空気を楽しむ小説として充分に面白い。2012/08/10

きく蔵

1
初、山本一力。結構読みやすくて好感(とくに高知時代の親友との別れの辺りなど)…と思いきや、途中から主人公の女性遍歴自慢的な部分が目立つようになり違和感が。読後、プロフィールを見ると、どうやら自伝的小説のよう。読みやすくておもしろかっただけに、どうもそこが残念。ただし、他の人のレビューなどを見ると、どうやらお得意なのは時代小説のようなので、もう一冊トライしてみようと思っている。2012/05/16

kenchan

0
昭和37年、高知、一元謙吾KNツーリスト、母 秀子 妹 雅美 友人 濱田潤一 善崗徹2017/01/08

遠い日

0
041213【読書ノート】評価★★★★★2004/12/13

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