内容説明
国益死守、敵は「米ソ」―同床異夢のカリスマふたりは何を語り合ったのか?アメリカの逆鱗に触れた角栄の国家戦略とは?壮大なパワーゲームの舞台裏、知られざる歴史の闇がいま明かされる。
目次
第1章 北京の大地(報道陣も気づかなかったシグナル;「ニクソンは田中に及ばなかった」 ほか)
第2章 田中・毛会談(毛沢東の日本観;絶妙のコンビ ほか)
第3章 国益(四つの現代化;ロッキード事件 ほか)
第4章 二人のカリスマ(公表できなかった田中・毛会談;幻の田中訪中 ほか)
第5章 見下された日本(日本パッシング;江沢民「史上最低の訪日」)
エピローグ(劉少奇の娘;「田中角栄のような政治家は現れますか」)
著者等紹介
青木直人[アオキナオト]
1953年、島根県生まれ。フリージャーナリスト。中国を中心に東アジアの政治経済問題を幅広く取材・分析している。月刊誌を中心に日本の対中国ODA援助の実態や、中国進出企業の現状を分析するレポートを発表する
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