落語論〈1〉現代落語論

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  • サイズ B6判/ページ数 287p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062111300
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0376

内容説明

談志の原点、不滅の落語論!!これを読まずして落語は語れない!書き下ろし解説付き。

目次

その1 落語の豊かな世界
その2 修業時代
その3 噺家と寄席、今と昔
その4 観客と芸人
その5 わたしの落語論
『現代落語論』、その後

著者等紹介

立川談志[タテカワダンシ]
1936年、東京都に生まれる。本名、松岡克由。十六歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。十八歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。二十七歳で真打ちとなり、五代目立川談志を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる
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感想・レビュー

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kenitirokikuti

6
図書館にて。全集なので分かりにくいが、談志が1965年に出した『現代落語論』である。落語家本人がこう色々語ったのは本書が初だそうな。昭和40年…。〈江戸の末期に出来た落語を、昭和の初期に演っても、たいしてギャップもなかったろう。[…]彼ら(引用者注。八っつぁん熊さん、ご隠居貞吉若旦那など)の住む世界のモラルは、義理人情であり、忠孝であり、忠君愛国であった。〉楠木正成、塙団右衛門、大岡越前守、本多平八郎、広瀬中佐、爆弾三勇士、西住戦車長ら円山応挙の描く昔の幽霊、狸や狐が化かした話。忠君愛国は切断が深いなぁー2020/10/14

yagian

0
なるほどって思うし、おもしろいんだけど、やっぱりこういうことを書く噺家って野暮なんじゃないかなぁ。オレは志ん朝やタモリや武藤敬司が粋だと思うし、好きなんだよな。2013/07/22

つな

0
「テレビの落語は面白くないが、ラジオの落語は面白い」ってえのはすごく納得。身振り手振りが見えないのになるほどの道理が。やはりライブが一番だろうねえ。古典落語を観に行きたくなりました。娯楽としてぐんぐん読める本。図書館で借りたのだが、今度買いたいね。(コメントも田舎者なのに、江戸っ子口調の影響を受けてる(^^;;)2012/01/22

さとうたかあき

0
演者と客の関係の在り方。本質をスバリと書いてる。落語以外の芸能にも通じる。ブレてない、家元は。2011/10/08

takashiroharu

0
伝統を突き詰めた先に、新しい落語がある2011/03/20

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