内容説明
大切な人のことを考える幸せな時間…。「はいけい、ぼくのキュートナ」ではじまる15通の手紙。
著者等紹介
荒井良二[アライリョウジ]
1956年、山形県生まれ。日本大学芸術学部卒業。「なぞなぞのたび」(フレーベル館)で、1999年度ボローニャ国際児童図書展賞を受賞。「森の絵本」(講談社 文/長田弘)で、第31回講談社出版文化賞絵本賞受賞。絵本のほかに、広告、舞台美術など幅広い分野で活躍中。主な作品に「ユックリとジョジョニ」(ほるぷ出版)、「スースーとネルネル」(偕成社)、「そのつもり」(講談社)など多数。東京都在住
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感想・レビュー
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Hideto-S@仮想書店 月舟書房
93
かわいくて愛しいぼくの『キュートナ』。「はいけい ぼくのキュートナ……」で始まる15通の手紙。男の子が女の子に奉げる甘いあまいラブレターです。まじめな娘、ツンデレな娘、世話好きな娘、はじけてる娘、空想好きな娘……いろんなタイプの『キュートナ』がいるけど、いまのままの君が好き。「ねむれないときは灯台になって笑顔をおくるよ」なんて言われたら、ますます眠れなくなってしまいそうです。(///∇//) 2001年2月初版。2015/12/01
❁かな❁
89
とっても大切な絵本になりました♡すごく好み♪めちゃくちゃ感動しました☆小さな絵本の中に書かれた15通のラブレターに何度も涙を流してしまいました(/ _ ; )とっても可愛い絵本です♪本当に「ぼく」が女の子の事を全て受け入れて大好きな想いが伝わってきます♡荒井良二さんの絵と文が可愛くて優しくて癒されます★普通は涙するまでではないと思うのですが私が大好きな人の書く文章にとても似ていて重なって切なくてとても泣けました。『大切な人のことを考える幸せな時間…。「はいけい、ぼくのキュートナ」ではじまる15通の手紙。』2013/12/15
lonesome
54
「はいけい ぼくの キュートナ」って書き出しの手紙を自分も好きな人に書いてみようかな。なんて思わず思ってしまうような、キュートなキュートナに宛てた可愛らしい手紙たち。便箋にぎっしりじゃなくてこんなふうに相手の好きなところを思い出しては伝えることが出来たら素敵なことです♪2015/05/28
ハミング♪♪@LIVE ON LIVE
49
なんだかよくわからないけど、手紙の字と横の絵が可愛らしかった。子供が書いたみたいで、捉えどころ(脈絡)のない感じだけど(意味不明な部分もあるけど)、「さしむけた」とか「ブルジョア」とか難しい言葉が使われていたりして、なんとも言えないおもしろいバランス。ところどころ、なんかわかるところもあって、ちょっと笑ったり。一言メッセージもなんだか共感できたり。2016/12/14
えり
38
あ、幸せ。「はいけいキュートナ」から始まるぼくからキュートナへのラブレター。声に出して読んでいると、自分に宛てられているような、私が好きな人を想っている時のような、その両方が合わさった至福のような、とにかく優しい気持ちになるのです。なんて可愛らしい本だろう。贈り物にも良さそうです。2014/02/15