内容説明
２４時間眠らないシティホテルでお客様のどんな疑問・要望・トラブルもホスピタリティで解決する「よろず承り係」の打ち明け話。
目次
第１章 なじみの薄い職業ですが
第２章 コンシェルジュになるまで
第３章 ロビーは舞台、コンシェルジュは役者
第４章 ホテルも風景、スタッフも風景
第５章 コンシェルジュ・ランドへようこそ
第６章 アクロバティックなサービスを
第７章 ホテルをもっと使いこなして！
著者等紹介
阿部佳［アベケイ］
１９５９年、東京生まれ。１９８２年、慶応義塾大学社会心理教育学科を卒業、株式会社パルコへ入社。その後、故・井深大氏が創設した財団法人・幼児開発協会の企画室に勤務。１９９２年、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルにコンシェルジュとして入社。ヘッド・コンシェルジュとして現在に至る。１９９７年、コンシェルジュの世界組織『レ・クレドール』の国際正会員となり、翌年、『レ・クレドールジャパン』のプレジデント（会長）に任命された。２０００年、ホスピタリティの精神に基づき、職責をこえて分けへだてなく他人のために尽くした人に与えられる『Ｔｈｅ Ｂｅｓｔ Ｈｏｓｐｉｔａｌｉｔｙ Ｐｒｉｚｅ ｏｆ Ｔｈｅ Ｙｅａｒ ２０００』を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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みっこ
37
コンシェルジュ、という職業を初めて知りました。お客様の要望をできる限り叶えようとする、プロ意識がすごい！こんなに何でも聞いてしまって、困ったリクエストをしてくる人はいないのかと心配してしまった。『演じきる』というのは、普段の生活や仕事にも応用できそう。今後ホテルでコンシェルジュの方に出会ったら、何かお願いしてみたいなと思いました。私も含めお願い下手な日本ですが、もっと広まって欲しいお仕事。2015/08/23
氷風
10
コンシェルジェ・・・。言われてみればホテルのロビーにデスクがあったような。でもツアーの受付？とか用なのかと思ってました。その実態はまさにプロ。心意気が凄いんですね。これはぜひ大人になって旅行する機会があれば積極的に声をかけてみたいです（かなりの人見知りですが。笑）2011/04/04
クロ
9
ホテルのコンシェルジュという仕事が、どんなことをしているのかよくわかった。なんとなくイメージしていたものよりずっと奥が深く、きめ細やかなホスピタリティで、お客様に期待以上の満足を提供している。「えぇ！そんなあやふやな質問でいいの？！」「いやいやいや、そんなこと頼んじゃっていいんだ！？」と驚くようなエピソードも。いかにしてお客様の気持ちや心持ちを感じ取り、読みとることができるか。日々考え行動してゆく姿は頼もしいし、コンシェルジュは、あなたの『片時の友人』ですよと語ってくれる姿は温かい。2020/03/27
はな
4
相手の心持ちを知りたいがために、質問攻めにしていまう事がよくある。相手を煩わせないように、ひとつの質問でなるべく多くの情報が引き出せるようなコメントを選ぶというのは、気にした事がなかった。心掛けたい。2013/08/06
わゆ
4
プロのコンシェルジュってすごいんですね。きちんと利用したことが一度もないんだけど、この本を読んでお世話になってみたくなりました。「職場は舞台、自分は役者」という考え方はどの職場でも通じる考えだと思います。2010/07/08
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- 和書
- あの世で罰を受けるほど
