北京原人の日

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062104647
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【内容紹介】
『邪馬台国はどこですか?』で鮮烈デビューした著者待望の長編奇想歴史ミステリー
第二次世界大戦の敗戦。その理由は消えた北京原人の化石にあった。

北京原人の化石消失、下山国鉄総裁轢死事件、山下奉文将軍の財宝。現代史の3つの怪事件が驚天動地の真実を浮かび上がらせる。
銀座の交差点に老人が落下してきた。軍服を着たその男は、北京原人の化石を持っていた。現場に居合わせたカメラマン達也と雑誌記者さゆりは、2億円の賞金につられて残りの化石を探しはじめる。2人がたどり着いた仰天の結末とは……。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とも

53
★★★★北京原人の化石が日中戦争中に紛失したのは有名な話で、いま見られるのはレプリカ。その紛失の謎が現代の殺人事件と相り、どんどんと枝葉が付き、最後は日本敗戦の理由にまで飛躍する。が、鯨の論理は大したもので、相変わらず・・・「あるかも」。とにかく、一興の価値ある作品で、単に読み物としてだけでも楽しめる1冊。2016/06/21

星落秋風五丈原

3
2000年12月銀座の真ん中に空から人が降ってきた。北京原人の化石と共に。北京で起こった化石骨消失をテーマにした作品。2001/03/08

2
キャラは軽いけど話しはしっかりしてる2017/04/13

Mitsuo Seki

2
いろいろな歴史を絡めているところは面白いが、それぞれの登場人物が魅力的でないところがどこか軽薄な感じがする。 「富士山大噴火」のときはとんでもない作者だと思ったけど、この作品は最後までまぁまぁついていけた(笑)2013/05/25

ワット

1
よくできたストーリーとは思うが、一部の老人を除いた登場人物が皆軽いので、作品全体も軽く見られがち。それが残念。2019/02/03

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