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嘘をもうひとつだけ

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062100489
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

バレエ団の事務員が自宅マンションのバルコニーから転落、死亡した。事件は自殺で処理の方向に向かっている。だが、同じマンションに住む元プリマ・バレリーナのもとに1人の刑事がやってきた。彼女に殺人動機はなく、疑わしい点はなにもないはずだ。ところが…。嘘にしばられ嘘にからめとられていく人間の悲哀を描く、新しい形のミステリー。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こうじ

99
⭐️⭐️⭐️⭐️4/5 面白かった^_^大好きな加賀シリーズ!今回は短編。加賀は凄いなぁ〜^_^加賀に質問されたら、すぐ謝るかもしれない(笑)2015/08/15

takaC

92
策士策に溺れる。2015/01/25

nyaoko

67
加賀シリーズ短編集。短編?えー?つまんないーと思いながら読んだのですが、とんでもない、それはそれは面白かったです。人が嘘をつくとき、作り出す時、それは自らを守る時、誰かを守る時。「第二の希望」と「友の助言」はまさに誰かを守る為の嘘を加賀は見破った。気づいた時の加賀の胸の内はかなり苦しかったのでは。「狂った計算」もまた切ない事件だった。この短編集はドラマになってないけど、是非作って欲しかったなぁ。2017/07/28

ちはや@灯れ松明の火

62
嘘を、ひとつ、ついた。人は何故罪を犯すのだろう、そして何故嘘をつくのだろう。一途な憎悪かそれとも歪んだ愛情か。一瞬朱に染まったあと暗転し戻ることはない日常を取り繕うべく零れる嘘。過ちを隠すため、人を欺くため、己を守るため、誰かを護るため、真実に触れようとする彼の視線を反らすため。ひとつ、またひとつと嘘は積み重ねられる。そして壊れた日々を覆い隠す嘘の帳を破るため、彼もまた、時に嘘をつく。暴かれる真実は容赦なく残酷で、それを包む嘘は偽りとはいえ優しいと知ってはいても、嘘が連なった鎖から解き放つために。2010/05/15

紫 綺

50
加賀恭一郎シリーズ初期の作品。読み切り短編でそれなりに工夫が有り面白いのだが、そつなくまとまりすぎていて、少々物足りない。それにしても加賀の捜査が、コロンボのようにねちっこく年寄り臭く感じるのは私だけだろうか。2011/04/03

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