内容説明
「現代のアインシュタイン」「日本のホーキング」たちの才能・資質とは。世界に通用する日本の「知」の巨人たちに迫る。
目次
序章 十万人に一人の人々
第1章 この世で信じるものは、客観性と論理性(吉川弘之)
第2章 研究は瑞々しく、単純明快に(野依良治)
第3章 ハングリーでないと、学問はできない(佐藤勝彦)
第4章 工学は実学であり、実学は雑学である(筏義人)
第5章 世界のトレンドにインパクトを与えたい(安西祐一郎)
第6章 よい時代に生まれ合わせたと思う(松原謙一)
第7章 不満は発明の母、不信は発明の父である(伊賀健一)
第8章 象の背中に乗ると、視野が開ける(中根千枝)
第9章 日本の大学は危機に瀕している(大崎仁)
補章 名人は一生をかけて仕事を楽しむ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ざわ
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10年経って、ひょっとしたら当たり前の技術になってしまった部分もあるだろうけど、楽しんだりハングリーだったり、集中して成果を上げていった研究者達は素晴らしい!2009/09/27
yu-ente-isra
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さまざまな学者のインタビュー。最前線で大活躍する学者ばかり。内容はわからないが、そのスピリットは大変参考になる。対象者は、日本学術振興会から多くの研究費を勝ち取っている方々だろうか。数学者がいなかったのが残念。工学系が中心で、研究者感が少ない人が多い。大変個人的な感想。2019/08/13