複雑系の知―二十一世紀に求められる七つの知

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複雑系の知―二十一世紀に求められる七つの知

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062087629
  • NDC分類 335.04
  • Cコード C0095

内容説明

いま必要とされる「知」のスタイル。ものごとの本質は分析では見えない。洞察しろ。信じる力を持って言葉を語れ。病は福音と考えろ。未来は予測できない。未来は創造するものだ…「複雑系」のキーワードが示すこれからのものの考え方。

目次

序章 複雑系の知とは?―複雑系としての社会に生きる智恵
第1章 社会の本質を知るにはどうすれば良いか?―ポエットの知
第2章 社会の現実を変えるにはどうすれば良いか?―インキュベータの知
第3章 社会の創発を促すにはどうすれば良いか?―ストーリーテラーの知
第4章 社会の歴史に参加するにはどうすれば良いか?―アントレプレナーの知
第5章 社会の問題を解決するにはどうすれば良いか?―セラピストの知
第6章 社会の法則を活かすにはどうすれば良いか?―ゲームプレイヤーの知
第7章 社会の未来を知るにはどうすれば良いか?―アーティストの知
終章 いま、なぜ、複雑系なのか?―二十一世紀に求められる複雑系の知

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

6
複雑系の本と言えば、自然・社会を複雑系として捉え(主にシミュレーションで)解明しようとするものがほとんどだが、本書はそれの応用、思考法へ適用したもの。20年前の本で挙げられている例は古いが内容の本質はとても良い。本書は入門書ではないので、理解のためには複雑系の基本的知識はあった方がよい。分析と総合ではなく洞察や直感という方法の復活、世界は数学的に記述できない、お互いに対話ができない専門主義の病の対策として専門用語ではなく日常用語を使うなどは興味深い。2016/10/04

猫又

1
けっこうまえに書かれた複雑系を通して21世紀の世界を知ろうという本。いくつかの書かれていることは納得できることも多いが、どこか疑問を感じることも当然書いてある。自分の考えとはべつの視点の考えを知りたいという人にはおすすめ。2015/08/02

1
複雑系をテーマにしたエッセイ風の本。引用が絶妙にうまい。しかし複雑系科学が社会の本質を明らかにするという態度はいかがなものか。2014/12/25

ミニジロー

0
知ったという陥穽におちいらず、知るという運動を続ける重要性を再認識させらせる。他人を信じさせようという言葉を語るのでなく、自分が信じる言葉を語るというのにうなずく。インターネットの闇の部分が語られていないのは、書かれた時代が古いから仕方ないか。2016/06/13

ブラッセル

0
進化する社会を複雑系の仕組みとして捉えている2014/07/06

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