ミシシッピは月まで狂っている

ミシシッピは月まで狂っている

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062081405
  • NDC分類 762.53
  • Cコード C0095

内容説明

音と風景はひとつだ。ブルース、ゴスペル、アイリッシュ、そしてカントリーにハワイアン―南部の綿花地帯からさいはての島アイルランドまで、アメリカ音楽の源流をめぐる旅が始まった。

目次

アロハ・アイナ
貧しい炭鉱夫の唄
酒と音楽しかない
ミシシッピは月まで狂っている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおにし

10
この本が出版された1996年頃はちょうどアメリカン・ルーツミュージックに凝っていたので、当時読めたらもっとよかったと思う。アメリカン・ルーツミュージックはアメリカの宗教や文化と密接に関係しているが、英語の歌詞の意味がわからない日本人には理解しづらいところ。駒沢さんのルポはその辺りが詳しく書かれていて興味深く読むことができた。もともとフジテレビ「NON・FIX」の取材が元のようだが、この番組も観てみたいものだ。2016/04/27

かみーゆ

3
ハワイアン、カントリー、アイリッシュにブルース、ゴスペルとミュージックの源泉を辿る紀行文。作中に出てくるアーチストをApple musicで調べて聴きながら読むという贅沢な時間を過ごしました。便利な世の中になりましたね。アイリッシュのとこが駒沢さんも一番楽しそうに書いてる感じがするし、個人的にも好きだなあ。アイリッシュパブとか行きたくなりました。最近ではチーフタンズばっかり聴いております。元になったNONFIXでやった番組とかいつか見てみたいけどなー。2020/12/26

porcoooo

2
ノンフィクションはあまり読まないけど駒沢さんのものは気になる。現実に起きたこと、実際に存在した人・ものを言葉で再構築するのはとっても難しいが、現実の本質を捉える描写やエピソードを紡いでいく職人技。駒沢さん、仕事人だ。2015/02/15

のんたん

1
音楽の源を目指す旅。いいなあ、こういうの。特にアイリッシュのところが大好きです。いつか、本場のギネスを体験してみたくなりました。2021/01/31

捨拾(すてろう)

1
アメリカのカントリーミュージックが、アイリッシュトラッドを核に持っていた〈貧しい炭鉱夫の唄〉。ノンフィクションではあるが、映画の様な光景にたどり着く〈酒と音楽しかない〉、〈ミシシッピは月まで狂っている〉。音楽の源流を探す素晴らしい作品。2017/10/31

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/362583
  • ご注意事項

最近チェックした商品