出版社内容情報
【内容紹介】
「探偵は職業ではない。生き方だ」
行方不明の17歳の娘を捜してほしい。――旧友の依頼に心をかきたてられる私立探偵・佐久間公(こう)。だが、行く手には深い闇が……
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
山田太郎
13
久しぶりに読んだ大沢在昌。さくさく読めるのが、人気の秘密かな。ホタルの妹が好き2011/01/11
ちゅう
3
主人公、佐久間公は、薬物の更生施設を手伝っているが、たまに頼まれれば探偵業をする。 今回は人探し。だけど、いなくなった本人、母親、祖母、父だった人、祖父だった人達がすごくて、特に祖母がすごくて、祖母を慕う男達がすごくて、祖母を、岩下志麻や、吉永小百合で想像してみたりしたけど、想像がおいつかない。 表の世界も、裏の世界もトップにいる人達、でもまあ、こっちも普通ではない人達みたいなので、全く接点ない世界の話なので、へえ〜と読める。2023/12/29
えるもる
3
読みやすかった。危険な目に遭っても調査を続けようとする佐久間がかっこよかった。雪華の出生の秘密には驚いた。2018/06/15
がふ
3
読み慣れていないなりにも、これぞハードボイルド、これぞ大沢在昌なんだと思う。読み始めてみたら、名前だけは知っていた佐久間公シリーズだった。良くも悪くも型通りの探偵物。ミステリー視点でも秀逸とはいえない。お決まりの薬とヤクザと犯罪渦めくドロドロ劇。好意的に見れば深い物語。逆も然り。だけども大沢在昌好きにはたまらないんだよなぁ。2009/07/06
おふねやぎっちらこ
2
まあ,まあかな。たいした謎じゃない。でもサブストーリーでホタルがセイル・オフに帰ってきた場面に感涙した。2003/09/20