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君について行こう―女房は宇宙をめざした

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  • サイズ B6判/ページ数 382p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062077859
  • NDC分類 538.9
  • Cコード C0076

出版社内容情報

まもなく、向井千秋さんが二度目の宇宙飛行に出る。向井さんの結婚相手、向井万起男さんの『女房が宇宙を飛んだ』(講談社 一六〇〇円)が最近出た。これが面白い。前作『君について行こう――女房は宇宙をめざした』(一九九五年 講談社 一七四八円)も面白かったが、これはそれ以上に面白い.....。(立花隆『ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・驚異の速読術』237頁、より)

内容説明

日本ナイス・カップル大賞に輝いた新しい夫婦のかたち。読みはじめたら止まらないスケール大きな構成で綴る感動の物語。日本初の女性宇宙飛行士チアキちゃんと病理医の夫マキオちゃん夫婦が奏でる、ユーモアとペーソスあふれる愛の物語。そして誰も知らない宇宙飛行の訓練風景、乗組員家族との愉快な交流、アメリカ文化への新鮮なおどろき…。

目次

出会い
宇宙飛行士をめざす
結婚
新婚生活
生い立ち
無念
毛利さん宇宙へ
搭乗決定
家族支援プログラム
乗組員仲間たち〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

糸車

37
表紙のイラストが向井千秋さんのご主人(作者)そっくりで笑える。なんと個性的!そしてつい先日、テレビ番組でインタビューされたおばさまがなんと向井千秋さんのお母様と判明して仰天。(スタッフがなんと向井さんを知らず、話が膨らまなかったのが残念すぎる。ロールにもあったけどお馬鹿すぎる)向井さんの語り口が柔らかでとても読みやすかった。ご夫婦共に宇宙飛行士を夢見ていたのですね。それまで知らなかったNASAの宇宙飛行士の家族へのサポート体制の素晴らしさを知り、一気に宇宙が身近に感じられた。素敵なご夫婦だと素直に思う。2015/11/10

はるき

31
愉快愉快。女性宇宙飛行士・向井千秋さんの夫である著者の視点で綴られるスペースシャトル発射までのあれこれ。向井女史も無論超人だが、夫も只者ではない。時折プライドを覗かせるが、何だかんだ言いながら妻が好きで仕方がないのが透けて見えるじゃないか。2016/06/04

みっちゃん

28
マキオさんもチアキさんも本当に魅力的。宇宙飛行士は性格が良くないとなれない、と宇宙飛行士の野口さんがおっしゃっていたが、本当にその通りなんだなとわかった。過酷な訓練やすごい経歴の割りに経済的にものすごく恵まれる訳ではない。思いの外亭主関白?だったマキオさんが段々変わっていくのが良く分かる。頑張っている人はサポートしたいものね。打ち上げ前後はジーンとした。2015/06/23

ぶんこ

19
宇宙飛行士が、どのように選ばれ、訓練を受け、その家族が、どのように NASAから守られててきたかが、とっても判り易く書かれています。女房のシャトル打ち上げを見る為だけに、アメリカまで行けるかと突っ張っていたのが、大学への留学という形で渡米されてからの、宇宙飛行士の直系家族としての、様々な体験を読んでいくと、貴重な経験であり、超羨ましかったです。また、日本から眺めていただけでは判らなかった事が手に取るように判る、この文章力は凄いと感嘆しました。

ぺちゅにあ

15
向井千秋さんって知れば知るほどすごい方だと分かったが、万起男さんのエッセイからはその偉業は千秋さんの並々ならぬ継続的な努力があったからこそ果たせたのだと分かる。真に巨大な夢は、書類をコツコツ書いたり、無重力訓練や実験の練習を淡々とこなしたり、来る日も来る日も筋力トレーニングを続けてきたから叶えられたのだ。就職活動中の私を大いに励まし、力づけてくれた一冊。また、宇宙飛行士やその配偶者、家族どうしの愉快な交流あり、向井夫婦のとぼけた会話ありでときおりニヤリと笑えた( ̄∀ ̄)2013/03/02

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